STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

「書く&文法」学習は、まず「音声」

2025-01-06 00:00:39 | 英語教室

まともに「読む」ことが出来ないのに何故「書く」
  練習だけをしたがるのですか?

 中学生以上になると、CD学習が減ってしまう場合があります。理由は、「時間がない」から。学校のワークや宿題など「書く」作業が多くて、CDまで時間がまわらないというのです。

 でも、書く以前に、まともに読むことが出来ないのに、どうして書くことに意味があるのでしょうか?

  たくさん「音読」をして、教科書を覚えてしまうくらいにすることによって、書くこともスラスラと出来るようになるのです。英語が頭に入っていないのに必死にワークブックに取り組んでも、やたらと時間がかかったり、間違いだらけのはずです。時間がかかるように思えても、音声学習を基本にした方が遙かに学習効率は上がり、結果的に時間の節約をすることが出来るはずです。

 なお、「音読」をする時には、出来るだけ発音にも気を付けて、感情を込めて練習しましょう。カタカナ発音で練習していると、その間違った音が頭の中に残ってしまうので、リスニングが出来なくなってしまいます。また、感情を込めた方が記憶に残りやすくなります。

 

文法の理屈を習っただけで、英語がわかった
  つもりになってはいませんか?

 中学生以上になると、教室でも文法の学習をします。教室以外でも文法の学習をするはずです。確かに中学生以上には、文法の知識は必要です。しかし、文法用語や理屈が分かっただけで、英語が出来ると勘違いをしてはいませんか? 

 これは大きな間違いです。「○○で習った」と文法の理屈を披露してくれる生徒さんがいますが、理屈先行になってしまっている皆さんに例文を言うように指示をすると、英文がスラスラと出てこない場合が多いです。

 文法の理屈を知っていても、英語の文そのものが頭に入っていないと、その文法の知識も役に立ちません。だから、小学生クラスのように、英語の文を頭に入れることを優先して、文法の理屈は後から付け加えましょう。絶対にその方が学習効果が上がります。

(水野克哉)

 

 


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幼&小&中&高クラスの方針

2025-01-05 00:00:39 | 英語教室

「楽しい」から「力がつく」

 「楽しく学習する=力がつかない」vs.「厳しく学習する=力がつく」

 これらは相反するものではありません。

 「楽しい」から“やる気”が出て「力がつく」のです

 

 幼児&小1-2年 

 歌やゲームを多く取り入れて、楽しく英語を学習します。

 幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく音声面(リスニングや特に発音)です。左脳を使って読んだり書いたりする学習は、中学年(小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、教室でしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面で追い付くことは容易ではありません。

 文字については、アルファベットは学習しますが、単語や文の読み書きは、小3以上のクラスほどは学習しません。しかし、低学年クラスで学習する単語や表現は、英検5級の基礎になります。

 英検目標について

低学年で英検合格は目指していませんので、ご安心下さい。

まずは、楽しく学習して、英語を好きになってくれることを目指しています。

 

 小3-6年

 小3(小2)~小6が対象のPrimaryクラスでは、幼児や低学年(小1~2)クラスとは異なり、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行きます。8歳位がその転換期です。つまり、音声面は重視しつつ、低学年よりも文字指導が増えて、中学英語への橋渡しの役割も果たしています。LL教室(STEP WORLD)教室の特徴が色濃く表れているコースです。

 低学年と同様に、「聞く」「話す」という音声面を重視していることには変わりませんが、「読む」「書く」という文字面の練習もバランスをとって行います。文法については、“文法学習”という形では指導していませんが、テキストは文法的な体系に並んでいます。テキストに沿って学習していれば、文法を意識せずに文法の基礎は身に付いて行きます。(文法用語は指導しません。)

 「楽しい」と「力がつく」は両立します。「楽しいから実力が付く」のです。「楽しいから実力が付く」のです。

 英検目標について

小5までに入学の場合→最低5級

小4までに入学の場合→4級3級の可能性もあり)。

小3までに入学の場合→4級3級の可能性は小4入学よりも高い)。

LL日進駅前教室の生徒さん達は、小学校の英語授業でも自信をもって取り組んでいます。そして、教室では、お子様が英語をさらに好きになり、その結果、実力を付けてくれるような質の高い指導を目指します。

 

 中学生&高校生  

 小学生クラス以上に、英語活動の基礎を培う「4技能」を育成し、これからさらに大切になってくる「発信力」を養います。

 もしも、「学校のテストでは“書く”ことや“文法”が大切だ」と言って、それらの勉強ばかり行っていたとしたら、それは大きな間違いです。教室で学習しているように、音声面を大切にした方が、「読む・書く・文法」の力も身に付きます。

 まともに読むことが出来ないのに、書く練習ばかりしても効果は薄いです。また、英文が頭に入っていないのに、文法の理屈ばかり覚えても、その理屈は役に立ちません。

 確かに、書く練習や文法の勉強を沢山やっていると、“勉強をやっている!”というある種の満足感を得ることが出来るかもしれません。しかし、「書く練習」や「文法」と共に、とにかく音声(CDなど)を何度も聞いて音読をして、英語を頭に入れてしまうべきです。

 なお、「大学入試共通テスト」では、リーディングが100点、リスニングが100点です。文法問題はありません。教室が力を入れていることで、教室が行っている学習が非常に役立ちます。

 

 入試にも将来にも役に立つ英語力育成

 英語学習は、音楽やスポーツと似たところがあります。理論を知っているだけ(勉強だけ)では出来るようになりません。多くの練習が必要です。

 そのように学習していけば、高校入試のみならず、4技能化が加速している大学入試にも非常に有効です。そして、“将来にも役に立つ英語力”も身に付きます。

 英検目標について

中1までに→4級、出来れば3級

中2までに→3級、出来れば準2級

中3までに→最低3級、目標は準2級、準2級プラス(2025年度新設)、2級の可能性もあり。

高2までに→2級

高3までに→最低2級準1級も視野に入れよう

 

(水野克哉)

 

 


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フォニックスとアルファベット

2024-12-16 01:46:39 | 英語教室

フォニックスとは?

 フォニックスは、英語の綴り(スペリング)と発音との間の規則性を示しています。

 フォニックスを学ぶと、英語の綴りを見ただけで、ある程度の読み方は分かります。逆に言えば、英語の綴りが、音を聞いただけである程度は想像が付くようになります。

 

LL日進駅前教室の方針

 LL日進駅前教室では、発音指導には力を入れています。

 まず、低学年クラス(幼児&小1~2)では、アルファベットの正しい発音練習を通して、フォニックス(Phonics)の素地を作ります。

 そして、P1クラス(主に小3~5)の後期からフォニックス(Phonics)教材の使用を開始して、P2クラス(小4~6)で、さらに詳しく学習します。

 P3&P4クラス(主に小5~6)以上では、『英単語マスター1800』などで、主要な発音記号も学習しています。

 

 フォニックス学習の注意点

 フォニックスの学習について、私(水野)は以下のような注意点があると考えています。

 正しい発音でフォニックス学習を行っていない場合があります。

 例えば、Fを[fu]、Sを[su]、Pを[pu]、Hを[ha]などと、母音は入らないはずの音に母音を入れて練習してしまっているのです。

 これは、生徒の皆さんの問題だけではなく、残念ながら、フォニックスを指導している先生の発音もそうなってしまっている場合があるようです。そのような間違った発音で練習するフォニックスは、何のためにやっているのかよく分かりません。

 英語綴りと発音は完全には一致していません。

 例外はあります。フォニックス万能ではないのです。(沢山ありますので、ここでは敢えて具体例は省略します。)

 フォニックスが分かるからと言って、英語力が魔法のように飛躍的に伸びる訳ではありません。

 フォニックスを学ぶと、英語の読み方が分かるだけです。その意味が分かる訳ではありません。また、読むことが出来るからと言って、「使う(発信する)」ことが出来る訳ではありません。

 大切なのは、フォニックスも含めて、4技能5領域(「聞く」「話す:やりとり」「話す:発表」「読む」「書く」)の練習をバランス良く続けていくことです。

 

 アルファベットの発音

 「アルファベットをしっかり発音出来る!」と思っている皆さんは多いかもしれません。しかし、アルファベットの発音を軽く見てはいけませんアルファベットは、英語発音で大切な個々音のかなり多くの部分を含んでいます。基本を疎かにしてはいけません。

 かなり進んだ英語学習者でも、正確に発音することが出来ている人はほとんどいません。「わかっているつもり」「出来ているつもり」にはならずに、しっかりと基本を身に付けましょう

 

 ローマ字について

 「学校でローマ字を学習するので、英語の綴りと混乱している」というご相談を受けることがあります。確かに、小学校で習うローマ字は、英語の読み方と混乱する原因になると思います。

 中学生が習うヘボン式ローマ字ならば少しは英語に近いですが、それでも、英語の表記に使われるアルファベット文字が持っている音(英語発音)を「ローマ字式発音」での日本語の子音や母音に置き換えてしまう現象(カタカナ発音)が起きてしまいます。かなり進んだ英語学習者でもこの傾向があります。

 私は、英語とローマ字は違うので、練習をしてその違いに慣れる事が必要だと思います。

 

 皆さん

 教室での指示をしっかりと守って、音声学習(聞く+音読)を続けましょう

 

(水野克哉)


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英検準2級プラスについて

2024-11-20 02:17:39 | 英語教室

 2025年度から31年ぶりに、実用英語技能検定の準2級と2級の間に新たな級が導入されます。

 

英検協会のHP

 以下、公益財団法人 日本英語検定協会ホームページの【英検準2級プラス特設サイト】(下記URL)掲載されているの内容(一部)です。
https://www.eiken.or.jp/eiken/2025newgrade/index.html

『受験者データによると、5級から準2級までの各級の合格までに要する期間はおよそ1年間。しかし、準2級合格者が2級に合格するまでは約2年間近くかかっているということがわかりました。※このギャップを埋めるべく、2級合格を見据えた適切な学びのステップアップができる級として新設しました。』

 

 LL日進駅前教室での様子

 当教室でも、準2級と2級の間が2年近くあるという生徒さん達は多いです。例えば、中2で準2に合格して2級は高1、中3で準2に合格なら2級は高2という例です。中には、中1や中2で準2級に合格して1年以内、中2や中3で2級に合格する生徒さん達もいますが、少数派です。

 そのため、準2級プラスの新設は、とても良いことだと思います。

 

準2級プラスの出題形式

 上記英検協会のHPに掲載されたサンプル問題を見る限り、準2級プラスと2級の問題形式は、1次試験も2次試験も多少の違いはありますが、大部分は共通しています。(もちろん、問題の難易度は2級よりも易しいです。)

 つまり、2級の準備のためにとても良いです。

 

英検は目的ではなく手段

  英検を取得すると、高校入試や大学入試で点数加算されるなど、有利になることがあります。しかし、英検は試験合格だけを目的とするのではなく、コミュニケーション能力を高めるための手段として積極的にチャレンジしてほしいと思います。

 

(水野克哉)

 


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長文読解力を伸ばすには?

2024-11-05 00:00:39 | 英語教室

 読解力は高校入試でも大切ですが、大学入試になると文法問題よりも「長文読解問題」の割合の方が断然多くなり、さらに大切になります。大学入試共通テストでは、全て読解問題(リーディング)です。文法問題はありません。(沢山のリスニング問題もあります。) 英検でも長文問題は多いです。

「読むのは苦手だ」ということは、「英語が苦手だ」と言っても過言ではありません。

 

 読解力を伸ばすには?

 沢山音読をすること

 中学生はもちろん、高校生になっても、何度も何度も音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、スラスラと英語が英語として頭に入ってくるようになってきます。

 その注意点は、リスニング力を伸ばすための練習と共通しています。リスニング力を伸ばすためには、とにかく音読することが大切と今まで何度も伝えています。その際、カタカナ読みでダラダラと音読するのではなく、音声教材(Web&CDなど)を利用して、正しい発音(個々音・強弱・リズム)に気を付けて練習することが大切です。

このような練習をしていると、話す力も身につけることが出来ます。

 単語&熟語を覚えること

 小学生の国語の勉強を思い出して下さい。“漢字”と“音読”の練習を毎日やりませんでしたか?英語の勉強も同じだと思います。この“漢字”の勉強に当たるのが単語&熟語を覚えることです。“音読”は、上記のCDなどを利用した音読練習です。

 英文を読んでいて、分からない単語があったら、前後関係で推測することが大切です。全ての語彙が分かるということはないと思います。「分からない単語があるから、前に読み進むことが出来ない」ではいけません。「木を見て森を見ず」になってしまいます。しかし、分からない単語が多すぎたら、推測することさえ出来ません。だから、語彙力を伸ばすことは必須です。

 日本語の読解力を身に付けること

 母国語である日本語の本をたくさん読むことは大切です。もしも日本語での読書が苦手ならば、英文の読解も苦手になると思います。英語でも日本語でも、読んで内容を理解するということは変わらないからです。当然、日本語に翻訳されてもその意味(内容そのもの)が分からないようなレベルの英文は、読むことが出来ません。

 なお、英語・日本語にかかわらず、その文章(特に論説文や説明文)が言っている内容そのもの(例えば、社会について、科学についてなど)について知っていると、理解しやすくなります。つまり、様々な知識があると、英語長文を読む上で有利に働きます。読書は、そのためにも有益です。

 英語の本を「読書」すること

 特に高校生の場合、「勉強」ということではなく、楽しみながら、英語の本を「読書」することは読解力を付けるためには効果的です。辞書を使わなくても読むことが出来る簡単な中学生レベルの英語を「多読」するのです。

 但し、あれもこれもやっていては他の科目の勉強もあるので、中途半端になると思います。読む英語の第一の優先順位は、自分の学校の教科書にした方が良いと思います。もちろん、教室で使っている教材の練習も忘れないで下さい学校や教室のテキストを徹底的に読むことなしに、この「多読」だけやるのは考えものです。

 

 沢山の練習が必要です!

 英語学習は、スポーツや楽器練習と似たところがあります。勉強だけではなく、沢山の練習が必要です。「話す力」「聞く力」はもちろんのこと、「読む力」(読解力)を身に付けるためにも、練習は不可欠です。(「書く力」同様です。)

 

長文問題の留意点

 長文問題を解答する時、かなりの力があれば、本文を読んでから設問を読んで解答すれば良いと思います。しかし、ほとんどの皆さんには、それは難しいと思います。そこで、まず設問を読んで、その答えを探しながら読んだ方が正解が探しやすいはずです。おそらく、既にその方法で解答している皆さんは多いですね?

 

ということで、とにかく授業の時だけではなく、日頃から自主トレを続けて下さい

 

(水野克哉)

 


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英検の学習

2024-10-21 01:33:39 | 英語教室

英語学習は音声が要

 教室で以前からお伝えしてきた「リスニング問題を利用して、リーディングを強くする」ということが大学入試共通テストの過去問題集にも書かれていることを見つけました。
(具体的にどの問題集に載っていたかここで述べるのは、著作権の関係で差し控えさせて頂きます。)

 具体的な方法は、授業で指導しているように、英語学習として特別な方法ではありません。要するに、英語学習の「当たり前の基本」です。

 

リスニング過去問の学習

 英検一次試験の過去問学習は、筆記試験対策・リスニング対策・ライティング対策があります。

 そして、筆記対策に特にお勧めなのが、リスニング問題の音声を利用した学習です。(音声はネットで聞くことが出来ます。)

 リスニング対策は、リスニングだけのために行うのではなく、結果的に、筆記試験(リーディング含む)にも良い効果があります。

 なぜならば、リスニング試験に使用されている語彙は、筆記試験ともかなり重なっているためです。さらに、リスニング問題を聞くだけではなく、その台本を読む練習していると、リーディングも強くなります。英語を英語として日本語にせずに、内容そのものをイメージ化して読むことが出来るようになってきます。

 

具体的な音声学習方法は、以下のブログをご参照下さい。
 「CD(音声)学習の効果は明らかです!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/662dde5080869dbc7f0918a0f265d773

 

基本を大切に!

日頃の学習

 英検を受ける前には、過去問に取り組むことは必要です。しかし、日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)をしっかりと行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準点に達しています。

内容が大切

 単に合格すれば良いのではありません。既に合格している級の(初めて取り組む)問題を何度やっても90%以上、リスニングならば満点を連発する位にしましょう。(そのため、合格しても同じ級を2度~3度と受けることをお勧めしています。)

 英検の合格は、内容が大切です。合格してもすぐに上の級を受けるのではなく、「急がば回れ」です。そうすれば、次の級に繋がります。

 

これらも取り組みましょう!

 これらも取り組めば、さらに確実になります。
①過去問題集
②「英検5/4/3/準2&2級を受けよう!」プリント
③LL日進駅前教室の英検講習
④LL日進駅前教室の[受験者限定限定]英検ライティング添削
⑤LL日進駅前教室の面接試験対策 個別練習
⑥英単語マスター1800 or/and 英検の(出る順)単語&熟語集

 

英検は目的ではなく手段

 英検を取得すると高校入試や大学入試で点数加算されるなど、有利になることがあります。しかし、試験のためだけではなく、コミュニケーションのための英語力を身に付けるための手段として、積極的に英検にチャレンジしてして欲しい思います。

 

(水野克哉)

                          

 


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学習の方法を見直してみましょう!

2024-10-12 02:52:39 | 英語教室

  「勉強をやっているのに、なかなか出来るようにならない・・・。」---こう思っている皆さんは、以下の点について、自分自身を見直してみましょう。

 

 ”正しい方法”で音声学習を続けているでしょうか?

 自宅でもCD学習(or各種デジタル音源の学習)をしっかりと行った方が良いです。そして、沢山の「音読」をして、本文や例文を覚えてしまうことが大切です。

 優先順位の1番として、学校の教科書、2番目として、教室のテキストです。時期によっては、英検のリスニングやスピーチコンテストのモデルも聞いて下さい。

 音読の際、自己流の読み方は絶対にしないで下さい。モデル音声の「もの真似」をして下さい。

 

「書く」「文法」の学習も行っているでしょうか?

 「聞くだけで出来るようになる」ということはあり得ません。

 音声学習は大切ですが、特に中学生や高校生の場合、「音声学習」だけでは、出来るようになるはずがありません。「音読」をしっかりと行って、今度はそれを「書く」ことが出来るようにすることが大切です。

 「文法」も必要です。ワークブックや教室オリジナルプリントの文法の例文は、何度も音読をして覚えてしまいましょう。それに、文法の理論を付け加えるのです。例文が頭に入っていなければ、文法の理屈は役に立ちません。

 

「自分は出来ない」と思ってはいないでしょうか?

 「自分には出来ない」と思うだけで、自分の頭(脳)にブレーキをかけてしまいます。

 大切なのは、きっと「自分は出来る」と信じてやり続けることです

 

「能率の良い方法」で行っているでしょうか?

 しっかりと時間をかけて、一生懸命にやっていても、非常に能率の悪い方法で行っている場合があります。

 例えば、「書く」ことについていえば、キレイに書くことやキレイにノートを取ること自体が目的になってしまっている場合があります。このような場合は、時間をかけた割には、残念ながら力は付いていません。

 何のためにそれを行っているのか、そして、「どのような方法が能率が良いのか?」考えてみましょう。

 

練習&覚えるためのコツ

 練習して覚えるためには、「がんばる」という根性論だけではなく、コツも必要です。

[1] 練習する順番

 ABCDEを5回練習するとします。その場合、以下のような方法が良いです。

 よくある例→AAAAA BBBBB CCCCC DDDDD EEEEE
◎お勧めの例→ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE

同じことばかり繰り返すよりも、「行って戻って」「行って戻って」を繰り返す方法(=スパイラル方式)の方か効果的です。

 

[2]刺激回数を増やす

 『100個の単語を10日間で覚えるには、どのような方法が良いでしょうか? 10日後にテストがあるのです。』

 このように問いかけると、「1日10個ずつ覚える」と答える皆さんが多いと思います。確かに、コツコツやるというイメージです。

 しかし、よく考えてみて下さい。10日目に覚えた単語は、一夜漬けです。

 そこで、1日目に100個練習して、それを10日間繰り返した方が良いです。つまり、刺激回数を増やすのです。(これも毎日やればコツコツですよ。)脳科学的にもその方が良いそうです。

 但し、小学生は無理のない範囲内で試してみて下さい。

 

「自分で考える」習慣は付いているでしょうか?

 「分からない!」といって、すぐに「人に教えてもらう」ことを期待していませんか?教えられたものは身に付きません。まずは、自分でしっかりと考えて。そして、調べてみて下さい。それでも分からなければ、質問をして下さい。

 

 「記憶を引き出す」作業が抜けていませんか?

 しっかりとワークブックやプリントをこなしていても、なかなか定着しない場合があります。以下の点を振り返ってみて下さい。

 自分の力で考える前に、辞書やテキストで調べてしまっていませんか?

・・・自分で考えてから調べましょう

 調べた問題に印を付けるなどしているでしょうか?

 おさらいをしっかりとしているでしょうか?

 

 不注意によるミスはありませんか?

 勉強以外の部分で普段から“おっちょこちょい”の場合、英語学習に限らず、他の科目の学習にもそれが表れているのではないでしょうか?問題文の読み間違いや勘違い(例=「記号で答えなさい」というのに英語を書いてしまう)はないですか?

 

コツコツとやり続けましょう

 勉強をやっているのに思うように点数が伸びないのであれば、謙虚に自分自身の学習方法を見直してみましょう 他の人と比べなくても良いです。正しい方法で“腐らずに”コツコツとやり続けましょう そうすれば、いつかきっと自分では信じられないところにたどり着いています。

 

(水野克哉)

 

 

 

 


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宿題について

2024-10-11 01:59:39 | 英語教室

幼児と小学生クラスの宿題についてです。


                                                                              
宿題は確実にこなした方が学習効果が上がります。

 当教室では、音声学習(CD・その他音源)やワークブックなどの宿題を出しています。(適度な量で多い訳ではありません。)共に、確実にこなした方が学習効果があります。特に、P1クラス:小3(小2の場合あり)以上の場合は、「楽しい」という部分だけではなく、努力の結果による得た「喜び」を味わうことも必要であると考えています。

 例えば、スピーチコンテストや英検のチャレンジによる達成感を味わうことにより、その後の大きな動機付けになります。(通常の英検はP2クラス=小4以上からのチャレンジを勧めています。)

 

しかし、最低限、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてきます。

 しかし、必ずしも音声学習(CD・その他音源)や宿題を確実にこなしていない生徒さんもいるのは事実です。それでは、それらを怠っていれば、全く学習効果がないかというと、必ずしもそうではありません。

 やはり基本は、まずは「楽しく元気に教室に通ってくれること」です。教室に来ることを嫌がらずに、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてくるはずです。

 

「やっていないこと」ではなく「出来ていること」をプラスで考える。

  学習に限ったことではありませんが、マイナス法(マイナス思考)ではなく、プラス法(プラス思考)で考えた方が物事は好転することが多いです。「やっていないこと」をリストアップするのではなく、「出来ていること」をプラスで考えていった方が、良い効果が出るはずです。

 少なくとも、「楽しく元気に教室に通っているという事実」があれば、学習効果はあります。現に、小学生時代にCD学習や宿題をほとんどやらなかった生徒さんでも、中学生になって「英語だけ」は「得意」(他の科目よりも自信がある)という例はよくあります。つまり、「細く」ても良いので「長く」継続することによって効果があるということです。

 

無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習が出来るように導く。

 もちろん、確実に音声学習(CD・その他音源)や宿題をこなした方が学習効果があるのは事実です。決してやらなくても良いと考えているのではありません。当教室では、上記のような「プラス思考」の考えに基づいて、無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習をこなしていくことが出来るようにすることを目指しております。

 あまり強制しすぎると、中学校に入る前に英語嫌いを作ってしまいます。特に、幼児や小1~2年生の場合は決して無理強いをしないようにお願い致します。実際、中学生や高校生の中には、英語だけに限らず、全教科において気力をなくしてしまっている「燃え尽き症候群」のような生徒さんを見かけることがあります。管理のされ過ぎによる弊害のように思われます。

 保護者の皆様方も、当教室の方針をご理解を頂くと共に、お子様を長い目で温かく見守って頂ければ幸いに存じます。当教室では、お子様がより実力が付くように、楽しく質の高い授業を行うよう、講師一同、努力を続けて参ります。何かご相談等ございましたら、お気軽に教室までご連絡ください。

 よろしくお願い申し上げます。

 

(水野克哉)

 

 


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2024スピコン教室大会を手伝ってくれた卒業生の感想

2024-09-18 02:23:39 | 英語教室

 2024年9月8日、東郷町民会館ホールで実施された第27回「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会の進行を手伝ってくれた卒業生の感想です。

 

Airiさん 社会人

  『2年ぶりにスピーチコンテストのお手伝いをさせていただき、とても刺激的な一日でした。

 皆さんの素敵なスピーチを見ていて、去年出産をしたわたしは、皆さんのようなスピーチをする息子を見ることができるといいなと思いました。

 皆さんの来年の成長したスピーチを楽しみにしています!』

 

kaedeさん 心理学部 大学4年

 『発表した皆さんお疲れ様でした。

 広いホールで、人前で発表をするというものは英語のスピーチでなくともドキドキするものですよね。私が発表していた当時は、緊張で前日の夜からソワソワしていたような気がします。

 さて、今回初めて発表したという生徒さんもいれば、何度か経験をしたという生徒さんもいらっしゃるでしょうが、なにかを得る経験になりましたでしょうか?

 冒頭で水野先生が仰っていたように、自分以外の発表を聞く事は、その人の良さを取り入れたりする新たな発見に繋がるものです。それは今回ばかりではありません。

 大小様々な経験をする中で、スピーチコンテストという舞台があることを【当たり前】と思わず、けれどもなんら日常と変わらない生活に落とし込めたなら、それはきっと良いことに繋がると思います。

 来年も当たり前に発表できると思わず、しかし機会は逃さず勉強に励んでください

 

N.M.さん 名古屋外国語大学 3年

 『皆さん、スピーチコンテストお疲れ様でした。

 私は今回で3度目のお手伝いをさせて頂きました。私は写真撮影や音響を担当しました。写真を撮る際、すごく緊張している表情の子が沢山いました。しかし、舞台上ではすごく堂々としていて、今まで練習してきた成果が発揮されているように感じました。

 私自身も出たことがあるためスピーチコンテストがどれほど緊張するかよくわかります。多くの人の前で1人で話すということはとても緊張しますよね。しかし、その経験は必ず今後にいきてきます。

 私は今大学3年生で、プレゼンテーションをする機会が多いです。もちろん毎回緊張しますが、スピーチコンテストで得た力がとてもいきていると感じることが多くあります。みなさんも必ずこの経験が良かったと思える日が来ます。

  また皆さんの素晴らしいスピーチを聞けることを楽しみにしています。』

 

S.S.さん 愛知教育大学 2年

 『皆さん、スピーチコンテストお疲れ様でした。

 僕は今回、2回目のお手伝いで司会を務めさせて頂きました。皆さんのスピーチをする姿はかっこよく、たくさん練習をしてきたんだなっと間近で見てとても感じました。

 努力をするということは簡単ではありませんが、皆さんはそれをこの日のためにしっかりと続けられています。この努力を継続できる力は今後の人生においてもとても大切となってきます。ぜひ、この力をスピーチだけでなく色々なところで活かして欲しいです。

 また、人前で発表するというこの貴重な機会に感謝をし、大切にして欲しいです。

 来年も皆さんのスピーチを聞けることを心から楽しみにしています。』

 

 

 


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 2024スピーチコンテスト教室大会が終わりました。

2024-09-17 00:00:39 | 英語教室

 2024年9月8日(日)、東郷町民会館ホールで第27回「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会が開催されました。

 

無事に終わりました

 コロナ禍の1年目(2020年)はホールで実施することができず、教室で実施して、オンラインLIVE配信を行いました。あれから4年が経過し、特別な制約なしにホールで実施することができました。そして、欠席もなく、全員が元気に発表することが出来たのは本当に幸いでした。(例年は、残念ながら体調不良などで誰かがお休みとなっていました。)

 今年は、中学生の人数が例年より少なかったのは残念でしたが、出場した皆さんは、忙しい中、とても努力をして、立派な発表をすることが出来ました。スピーチの練習は、英語力向上にはとても効果的な方法なので、これからもチャレンジして下さいね。

 

全員に努力賞

 P1(小3以上)~中学生およびGreenクラス(低学年)の皆さんが、一生懸命に発表することが出来ました。

 コンテストの部で上位入賞した皆さんも、惜しくも上位入賞することが出来なかった皆さんも、その差はほんの僅かです。上位入賞した皆さんだけが上手だったということではありません。そこで、最優秀賞、優秀賞、奨励賞以外の全員に、努力賞の賞状を渡しました。(クラス発表のGreenクラスの皆さんにも渡しました。)

 出場した皆さん 賞を取ることが大切なのではありません。いかに努力して、過去の自分よりもどれくらい進歩したかが大切です。そして、自分史上最高のスピーチをして、「聞いて頂いている人にお話の内容を伝える」ことが出来れば、目標達成ですこれからも音声学習(CD学習)などの日頃の学習をコツコツとやり続けて下さいね。

 

卒業生のお手伝い

 今年も、卒業生:4人(大学生:3人・社会人:1人)の先輩たちが、コンテストの進行と司会を手伝ってくれました。過去3年、司会を担当してくれた卒業生が体調不良で当日はお休みとなったのが、残念なことでしたが、手伝ってくれた4人とも、予定外の役割にもとても機転が利いた動きをしてくれました。Thank you

 教室の皆さんも、大学生になったら教室大会のお手伝いをして下さいね。

(水野克哉)

 

<追伸その1>

スピーチコンテスト教室大会出場者の感想は、教室HP以下の部分クリック

10月上旬掲載予定→ http://llnisshin.com/

 

<追伸その2>

その他関連事項は以下をクリック

「2024スピーチコンテスト教室大会を終えて」

https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/2a6662c4219b3c0634c6cdd6edc3cfaa

「2024スピーチコンテスト教室大会の出場者決定」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/5e7f25f28cec7c71db278134c4731b9a

「スピーチコンテストを行う目的」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/571a9f8c39999f93d4c348c01fc51b1b

 

 

 


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音読が大切な理由

2024-08-17 00:00:39 | 英語教室

 教室では、小学生・中学生・高校生それぞれのレベルに応じて、音読練習(文章・長文など)を沢山行っています。スピーチコンテストは、この一環です。

 それには、以下のような目的があります。

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。

「リスニング力」を付けるため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。

「読解力」を付けるため

 上記  のように練習をしてると、読解力も身に付きます。

 その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。

 試験にも強くなる

 何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。

 つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。

 例えば、大学入試共通テストには、非常に多くのリーディング(100点満点)とリスニング(100点満点)が出題されます。音声を大切にした学習は、非常に有効です。

(水野克哉)

 


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2024スピーチコンテスト教室大会の出場者決定

2024-07-20 02:33:39 | 英語教室

クラス大会の様子

  9月8日(日)東郷町民会館ホールで、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室が実施されます。

 それに先立ち、7月8日の週、小学生~中学生の該当クラスで、スピーチコンテストの“クラス大会”を実施しました。そして、LL日進駅前教室大会の出場者が決まりました。

 大勢の皆さんがしっかりと暗記して発表すること出来ました。立派です!

 

本番で緊張するのは普通です

 本番は、1人で練習しているのとは違います。教室大会は、ホールで実施するので、クラス大会よりも遥かに多くの人が目の前にいます。出場者、ご家族の皆さん、運営スタッフを合計すると、100人を超えています。(但し、600人規模のホールなので、客席は十分に余裕があります。)

 「本番では、緊張なんかしないよ!」とは言いません。緊張するのが普通です。

 だから、とにかく、沢山練習をしてくださいどんなに頭の中がまっ白になっても、何も考えなくても、英語が口から出て来る位に練習をして下さい

 100%覚えたで満足してはいけません。300%以上は覚える位に練習して下さい。何度も何度も、数えることが出来ない位に練習して下さい

 それが自信に繋がり、緊張を楽しむことが出来ます。そして、それくらい沢山練習をするから上達するのです。

 さらに、本番では練習では分からないことを経験します。例えば、会場の独得の空気感、お客さんの表情&反応などです。そのように本番を重ねている皆さんは、発音だけではなく、観客に語りかける表現力も上達して行きます。

 本番に出ることは、とても大きな意味があります

 

前の自分よりも進歩することが大切!

 スピーチコンテストは、“順位”を付けて、賞を取るために行っているのではありません。「英語力」を付けるため、「発信力」を付けるためなどの目的があります。

 そして、賞のことは考えずに、自分史上最高の発表を目指して下さい前の自分よりも進歩していることが大切です

 

“あこがれの存在”になって下さい

 スピーチコンテストの出場経験のある皆さんは、先輩達のスピーチを見て、「すごいあんなスピーチが出来たらなあとあこがれた皆さんは多いのではないでしょうか?今度は、自分が“あこがれの存在”になる発表を目指して下さい

 そうすることが、自分自身の未来につながります

 

(水野克哉)

 

 <追伸>
関連事項は以下をクリック

「スピーチコンテストを行う目的」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/571a9f8c39999f93d4c348c01fc51b1b

 


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CD[音声]学習を続けるコツ

2024-07-06 02:56:39 | 英語教室

「結果が出ない」
「成績が伸び悩んでいる」

 その原因は様々ですが、多くの皆さんに共通していることは、「CD学習(音声学習)が足りない」ということです。CD学習(音声学習)の効果は明らかです。英語学習に特別な方法はありません。

 とにかく、CD学習(音声学習)を続けましょう

 毎日5~10分でもよいです。工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

(中高生の場合、本当はもっと時間をかけた方が良いですが、全く聞かないよりは、たとえ5~10分でも、毎日やり続ければ学習効果はあります。)

*ここではCDということばを使っていますが、その他の方法(MP3など)も含みます。

 

 続けるためのコツ

 

「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません

「歯磨き」と似たところがあります。

 工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 

楽(らく)をすること=面倒な作業は長続きしない

 

 歯磨きをするのに、「がんばって」はいないですよね CDを聞くたびにCDプレイヤーをどこかから持ってくる、CDプレイヤーの使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、CD学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)

 つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。

 そして、お子様でも簡単に使うことの出来るCDプレイヤーがあれば理想です。さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。

じぶんでCDプレイヤーをつかうことができるようにしましょう

 

習慣づけること=歯磨きの時間は決まっている

 

 毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机の前に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「耳が空いている時」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?

 実際、机の前でないと英語を聞くことが出来ないようであれば、使える英語は身に付かないと思います。外国の人と英語を「使う」(話す・聞く)のは、食事をしている時、歩いている時、一緒に仕事をしている時、スポーツをしている時などのはずです。

ただし、他の科目の勉強中はダメですよまた、本やマンガを読みながらというのもいけません。

あくまでも、体は動かしていても、頭は使っていない時(言葉の脳みそを使っていない時)です

 

P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読する)と効果的です。(意識を英語だけに集中して練習することは、もちろん大切です。)

 ごはんを食べながらの音読練はダメですよ

 

 

補足:QRコード

 

P1クラス使用のテキストとワーク:NPAU

 小3~6の初歩レベルの生徒さんたちが使用するテキストとワークは、電子書籍化されています。教材セットにQRコードが付いていますので、無料でダウンロードすることが出来ます。そして、CDなしでも音声学習をすることが出来ます。もちろん、従来通りCDも配付しています。

P2&P3/P4のテキスト&ワーク:NPBU&NPCU

 P1を終了したP2&P3/4クラスで使用しているテキストとワークは、QRコードが付いていますので、CDに入っている音声を無料でダウンロードして、スマートフォンやタブレットなどで聞くことが出来ます。つまり、CDなしでも音声学習をすることが出来ます。

 

 皆さん、楽しみながら毎日、楽しみながら毎日、コツコツとCD学習を続けて下さいね

 

(水野克哉)

 

 


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練習して覚えるための工夫

2024-06-17 00:00:39 | 英語教室

練習&覚えるためのコツ

 

 練習して覚えるためには、「がんばる」という根性論だけではなく、コツも必要です。

 

練習する順番

 ABCDEを5回練習するとします。その場合、以下のような方法が良いです。

 よくある例→AAAAA BBBBB CCCCC DDDDD EEEEE
◎お勧めの例→ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE

同じことばかり繰り返すよりも、「行って戻って」「行って戻って」を繰り返す方法(=スパイラル方式)の方か効果的です。

 

刺激回数を増やす

 『100個の単語を10日間で覚えるには、どのような方法が良いでしょうか? 10日後にテストがあるのです。』

 このように問いかけると、「1日10個ずつ覚える」と答える皆さんが多いと思います。確かに、コツコツやるというイメージです。

 しかし、よく考えてみて下さい。10日目に覚えた単語は、一夜漬けです。

 そこで、1日目に100個練習して、それを10日間繰り返した方が良いです。つまり、刺激回数を増やすのです。(これも毎日やればコツコツですよ。)脳科学的にもその方が良いそうです。

 但し、小学生は無理のない範囲内で試してみて下さい。

 

自分の声を録音する

 英語CDを聞いて、正しい発音で練習するのは大切です。それと共に、「自分の声を録音」することをお勧めします。そして、それも繰り返し聞いて下さい。特に、スピーチの練習には絶対に有効です。それ以外にも、教科書本文や基本文を暗記する時にも役に立ちます。

自分の声と一緒に言ってみるのは不思議な感覚ですが、面白いですよ  私自身の経験で、既製のCDだけで練習するよりも、自分の声で発音したものを聞いた方が、何故かすんなりと頭に入ってくる感じがします。

 録音する機器は、スマホ、ICレコーダーなど色々あります。

 但し、注意点があります。間違った発音・アクセント・イントネーションでは行わないようにして下さい。まず、モデル音声をしっかり聞いて練習をして下さい。モデル音声がない場合は、発音記号を調べて下さい。

 なお、この方法は、英語以外の科目で暗記する必要がある場合でも試してみる価値があります。スキマ時間を効果的に使うことが出来ます。CDなどの音声がない教材でも、自分の声で録音する“自給自足”ですから、色々な意味で効率が良いです。

 

何回やればいいの?

 

 教室では、(特に小学生:P1/2/3/4の場合)ノートに単語を書いてくる宿題、(全てクラス)CDを聞いて(音読する)宿題などがあります。そこで、よく生徒さん達から、「何回やれば良いの?」と質問されることがあります。大抵は、「~以上」と指定しています。

 そして、皆さん

 なぜ何回もやるんだと思いますか?覚えるためです。何回やれば覚えることが出来るかというのは、人によって違います。2~3回で覚えてしまう人もいれば、100回やらないといけない人もいます。

 でも、覚えるのが早ければ良いということではありません。また、たくさんやらないといけないから悪いということでもありません。「ウサギとカメ」のお話を思い出して下さい。(早い人は、油断をしないで下さい

 人ぞれぞれです。コツコツとやって行きましょう

 

(水野克哉)

 


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CD学習が大切な理由

2024-06-16 02:29:39 | 英語教室

  英語は勉強だけでは出来るようにはなりません。

 スポーツや楽器演奏と同じで、練習が必要です。

 練習するためには、CD(音声)学習は不可欠です

 しかし、大切だと分かっていても、なかなか続かない・・・。皆さんはどうですか?

 「書く」作業や「問題を解く」ことを沢山やっていると、「勉強をやっている感」が強いかもしれません。一方、CD学習は、「勉強をやっている感」が少ないかもしれません。

 そこで、忙しいとCD(音声)学習は後回しになってしまうかもしれません。

 それはいけません 小学生・中学生はもちろんのこと、高校生になったら、なおさらCD(音声)学習を続けて下さい

 

*ここではCDということばを使っていますが、その他の方法(MP3など)も含みます。

 

 CD学習を続けると、様々な効果があります!

 

 「リスニング力」を伸ばす。

 CDを聞けばリスニング力が伸びるのは当然です。しかし、単に聞くだけではなく、とにかく音読 して下さい。その方がさらに効果的です。

 その際、カタカナ読みでダラダラと音読していてはいけません。間違った音が頭に残ってしまい、リスニング力を付けるには逆効果になる可能性があります。

 そこで、CDなどの正しい発音(個々音・強弱・リズム)の真似をするように練習をすることが大切です。そうすれば、英語の音の特徴が分かってくるので、リスニング力も向上します。スピードも遅くならないように、出来るだけモデル音声の真似をして下さい。

 

 「速読力」を付ける。

 リスニング力を付ける方法と共通しています。とにかく音読 して下さい。そうすると、英語が英語として、頭に入ってくるようになります。

 

「話す力」と「書く力」

 このような練習をしていれば、「話す力」も伸ばすことが出来ます。何度もCDを聞いて音読していれば、英語の基本文や様々な言い回しを覚えることが出来るからです。英語が頭に入っていなければ、話すことは出来ません。

 結果的に、「書く力」にも良い影響を及ぼします。英語が頭に入っていれば、英語の文を書くことが出来ないためです。

教室では、書くことを軽視している訳ではありません。適切な方法で「バランス」をとって学習を進めて下さい

 

 CD学習を続けるには?

 

 「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません。コツがあります。工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」ということはありません

 

詳しくは、こちらを見て下さい!!

 「CD(音声)学習の効果は明らかです!」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/662dde5080869dbc7f0918a0f265d773

 

(水野克哉)

 


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