2024年と2025年に、英検は以下の2つの点で変更されます。そこで、公益財団法人 日本英語検定協会のホームページで発表されている情報の概略をお知らせします。
ライティング問題数が増加
2024年度から、(3級以上)ライティングの問題数が1題から2題に増加します。それに伴い、従来の筆記(リーディング)の部分も以下のように変更されます。
リーディング(筆記)
2級:38問→31問
・大問1:短文の語句空所補充→3問削除(文法問題など)
・大問3B:長文の内容一致選択→4問削除(設問No. 30-33)
準2級:37問→29問
・大問1:短文の語句空所補充→5問削除(熟語・文法問題など)
・大問3B:長文の語句空所補充→3問削除(設問No. 28-30)
ライティング:2級以上
・英作文問題の出題を1題から2題に増加
・既存の「意見論述」の出題に加え、「要約」問題を出題
ライティング:3&準2級
・英作文問題の出題を1題から2題に増加
・既存の「意見論述」の出題に加え、「Eメール」 問題を出題
時間
・2級以上:変更なし
・準2級:時間延長(75→80分)
・3級:時間延長(50→65分)
新設級の名称
2025年度から、準2級と2級の間に、新たな級が新設されます。この名称が発表されました。
「準2級プラス」です。
この級の導入により、準2級と2級の難易度のギャップを埋め、学習者に身近な目標を提供することが目標です。
まず「日頃の学習」が大切です。具体的には、授業でお伝えします。
ライティングの問題例など、さらに詳しい情報は、公益財団法人 日本英語検定協会のホームページをご参照下さい。
(水野克哉)