英検の筆記問題を“がんばる!?”
教室に長く通っている皆さんの多くは、英検のリスニング問題の方が筆記よりも易しく感じるはずです。それは問題ありません。もちろん、筆記もリスニングほどでなくても、出来た方が良いです。
以下、小学生クラスの生徒さん達とよくあるやりとりです。
私:「筆記はリスニングよりも難しいでしょ?どうすれば良いのかな?」
生徒:「がんばって筆記を勉強する」
私:「どうやってがんばるの?」
生徒:「たくさん読む」
私:「でも読み方が分からない単語が多いんじゃない?」
生徒:「じゃあ、書いて覚える・・・。」
私:「読み方の分からない英語を書いても意味があるのかな?」
「大切なのは、いつものテキストやCDを使った日頃の勉強だよ。いつものテキストやワークに出て来る英語は、英検に出てきている問題と似たような英語が出てきているよね。英検の練習問題ものっているでしょ。」
まず日頃の学習が大切です!
日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)を確実に行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準に達する位に出来ています。
過去問題も取り組みましょう!
もちろん、過去問題も取り組んだ方が良いです。問題のパターンに慣れるという意味では、より確実になります。
特に、リスニングのCD(音声)を繰り返し聞いて、覚えてしまう位に何度も台本を読む練習をしましょう。リスニングに出ている単語&熟語は、筆記にも沢山出ていますので、リスニングの音読練習をすれば筆記にも強くなります。
しかし、過去問題ばかりやっていても、英語力が飛躍的に伸びる訳ではありません。日頃のテキストを使った学習を抜きにして、過去問題ばかりやっても、しっかりとした実力は身に付きません。
さらに詳しいことは、教室で配布している「教室NEWS」やブログなどに掲載しています。
「英検のために何を勉強するのでしょうか?」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/73dab401352674069163361faecff68f
(水野克哉)