教室では、毎日5~10分でもよいので、CD・DVD学習(DVDは低学年のみ)をするように指導しています。こうした音声学習は、「聞く」「話す」という音声面で効果があるのはもちろんですが、「読む」「書く」という文字面にも良い影響があります。
CD・DVD学習を続けるには、「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません。
楽しみながら続けるためのコツがあります。
続けるためのコツ
「歯磨き」と似たところがあります
楽(らく)をすること=面倒な作業は長続きしない
CDを聞くたびにCDプレイヤーをどこかから持ってくる、CDプレイヤーの使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、CD学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。
そして、お子様でも簡単に使うことの出来るCDプレイヤーがあれば理想です。(CDラジカセ=安価なものでもよい→安価なものの方が使い方が簡単)さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。(コピーを取っておくと、「CDに傷がついてしまって聞けない」ということの対策にもなります。)
じぶんでCDプレイヤーをつかうことができるようにしましょう
習慣づけること=歯磨きの時間は決まっている
毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「耳が空いている時」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、お家のお手伝いをしている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?
ただし、他の科目の勉強中はダメですよ
P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読)と効果的です。
ただし、ごはんを食べながらの音読練習はダメですよ
音読&リスニングで大切なこと
カタカナ読みでダラダラと音読していてはいけません。
CDなどの正しい発音(個々音・強弱・リズム)の真似をするように練習して下さい。スピードも遅くならないように、出来るだけモデル音声を真似することが大切です。
文の意味を考えて(イメージして)音読して下さい。
意味も分からずに音読しても効果は薄いです。但し、日本語に訳しながら読んではいけません。日本語なしで英語が英語として、頭に文の内容がイメージとして入ってくるように訓練をして下さい。
生徒の皆さん
CDを聞いて、徹底的に音読することは、リスニング力を伸ばすには効果的です。そのように学習していると、話す力や読む力(読解力)も伸ばすことも出来ます。
将来、カッコ良く英語を使って「発信」している自分の姿を想像して、先生の指示を守って、楽しみながら毎日、CD・DVD学習を続けて下さい
(水野克哉)