スピーチコンテスト
現在、9月9日(日)のスピーチコンテスト教室大会に向けての練習が進行中です。
Primary(小3以上)~中学生のクラスでは、コンテストの部で個人発表、Greenクラス(小1~2)は、個人発表ではなくクラス発表です。そして、自宅練習用のモデル音声を渡しています。今年も、ほとんどがLL日進駅前教室オリジナル音声です。既製のものをそのまま使うよりも、練習効率が非常に上がるからです。
教室で学習する発音
このモデル音声の発音についてですが、アメリカの発音を基本にしています。そして、出来るだけ分かりやすく発音するようにしてます。英検リスニングやLL教材のような発音を目指しています。「モデル」だからです。(実際のネイティヴの人が日常に使っている発音は、もう少し早くて、色々な意味で聞きとりにくいと思います。皆さんが話す日本語の発音は、キレイな発音で、分かりやすいでしょうか?)
自分で言うのはおかしいかもしれませんが、私(水野)の英語の発音は、普通の日本人よりは良いとは思います。ただ、何度録音しても、一度も満足したことはありません。ネイティヴではありませんので、微妙なクセはあります。(ネイティヴでもクセはあります。)満足しないから、進歩するのだと思いますが、録音するのは1つのクラスの分だけではない上に、納得するまでやっていると、皆さんにモデルを渡すのが遅くなってしまいますので、条件の許す範囲内でやるだけのことはやるようにしています。(私の担当以外の全てのクラスの分を私が発音しているのではありません。)
正しい発音とは?
アメリカの発音だけが絶対ではありません。確かに、当教室も含めて、日本の英語教材のほとんどはアメリカ発音です。しかし、アメリカ以外で英語を母国語としている国々でも、それぞれの発音があります。ネイティヴではない人達も、それぞれの国のなまりのある英語を使います。英語は国際語だからです。
つまり、教室ではアメリカ英語を基本にはしていますが、それぞれの国の英語も聞けば分かるようにしておくことは必要なことだと思います。何故ならば、外国の人と話をする時に、相手がアメリカ人とは限らないからです。イギリス英語を話す人かもしれません。また、アジア、アフリカなどの英語のネイティヴではない人達と英語で話す機会も多いと思います。(学校の英語の授業でも、様々な国の先生の英語に接していると思います。)つまり、英語発音は、これが絶対に正しいということは無いということです。
ネイティヴの発音を目標にする
近年、「自分の国のなまりがあっても自信を持って使おう!」「日本人はネイティヴにはなれない。通じる発音ならば良い。」と言われるようになってきています。確かにその通りだと思います。
しかし、何年か前、子ども達に英語を教える立場としては、「どの程度の発音を生徒に求めれば良いのか?」という疑問を持っていました。そんな時に、ラジオなどの英語講座で有名な大学の先生(スピコン全国大会の審査員の1人)の発音講習を受けたことがあります。そして、その件について質問をしました。すると、先生からこのような回答を頂きました。「目標はあくまでも高く持って下さい。それで、やっと(なまりがあっても)通じる発音に辿りつくことが出来ます。」
これで、私の目標は改めて明確になりました。当教室の場合は、ネイティヴのアメリカ英語の発音を目標にしています。
ということで、生徒の皆さんも、高い目標を持って、英語を練習して下さいね。そして、先生よりも上手になって下さいね
但し、英語を使う時は、完璧を目指していては、使うことは出来ません。なまりがあっても、自信を持って、楽しみながら英語を話すようにしましょう
(水野克哉)
<追伸>
関連事項はこちらをクリック
「スピコン教室大会の出場者が決まりました」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/d/20110619
「暗唱がもたらす劇的な効果」
STEP WORLD本部のHP=2012年7月STEP WORLD TIMES・No.75
http://www.step-w.com/parents/index.php?action_Parents_Times=true