英検では、英検ライティング試験や面接試験が出来るかどうかで、合否に大きく影響します。教室でその指導していると、色々と思うことがあります。例えば、以下をご一読下さい。
「英検スピーキング&面接とライティング試験に大切なこと」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/6f5d756eab7509144bf5148c6faa312d
(水野克哉)
英検では、英検ライティング試験や面接試験が出来るかどうかで、合否に大きく影響します。教室でその指導していると、色々と思うことがあります。例えば、以下をご一読下さい。
「英検スピーキング&面接とライティング試験に大切なこと」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/6f5d756eab7509144bf5148c6faa312d
(水野克哉)
「英検の勉強は何をやればよいのでしょうか?」という質問に対して、まずは「いつものテキストを使用した日頃の学習を大切にすること」であると伝えています。つまり、教室の指示を守って、しっかりと学習していれば、特別なことをやらなくても、英検にも強くなるということです。
教室には、幼児・小学生・中学生・高校生の皆さんが通ってくれていますが、今回は、主に小3~高1クラスの使用テキスト=LLセンター(STEP WORLD)オリジナル教材の学習の留意点についてまとめてみます。
幼児と小1~2は、LLセンター(STEP WORLD)オリジナルですが、別の名称です。
高2~3は、旺文社と日本英語検定協会作成の教材を使用しています。
このように学習を進めて下さい
Primary Course
<小学3年~6年の教材について>
「聞く」「話す」「読む」「書く」練習をバランス良く学習しています。(「話す」力は、「やりとり」と「発表」に分かれています。)
TEXTBOOK
(付属CD有り)は、以下のような構成になっています。
Model Conversation
Targetの文が含まれた状況のリスニングを行います。ここでは、英語の一語一句が分かることを目標としているのではありません。ザックリと内容を把握することが出来れば良いです。
教室では、テキストに合わせたDVDを使用して、音声だけではなく視覚的にも分かるように学習します。(生徒用DVDはありませんが、P1とP2の映像と音声は、STEP WORLD本部のホームページにアップロードされています。)
Target Sentences
そのLessonで覚えておきたい重要文です。教室では、何度も口頭練習(音読練習)を行います。実際の場面でも、「使う」ことが出来ることを目指しましょう
Rhythm Practice
文字を見ながら、Targetの文をリズムにのって練習します。英語は、個々音と同じ位にリズム・音の強弱が大切です。
Word Study
覚えておいて欲しい大切な単語です。(最低限、読めるように。)Targetの文に変化を付けて、「使う」ことが出来るようにしましょう
Reading Practice
まとまった内容の「文章を読む力をつける」ことを目的にしています。
Listening Quiz
「英検にチャレンジ」することを意識して、英検の出題形式のように作られています。
Expressions
表現を増やすことが目的で、文で学習するようになっています。ここでは、最低限モデルの後について発話することが出来れば良いです。もちろん、可能ならば完全に覚えて、「使う」ことが出来れば理想です。
Look and Say
単語や表現を増やすことが目的です。留意点は、Expressionsとほぼ同じです。
Communications
教室では、ゲーム形式で会話(やりとり・発表)の練習をします。
その他
英検を意識した練習問題があります。
「読む」「書く」力は、教室が指示している程度(下記)にワークブックが出来るのが、おおまかな目安です。
WORKBOOK
(付属CD有り)は、主に宿題となります。
Listen and answer
付属CDを使用します。リスニングの練習ですので、この段階では、必ずしも文字を読むことが出来なくても、絵をヒントにして解答することが出来ます。。
穴埋めや並べ替え問題など
必ずしも全て出来なくても、心配は不要です。特に、「チャレンジ」のページは簡単ではありません。まず自力でやってみて、分からなければ、テキストなどを見ながら解答しても良いです。
英検準備ミニ問題&英検チャレンジ問題
英検を意識して作られています。必ずしも全て出来なくても、心配不要です。
<留意点>
テキスト&ワーク共に、「全てを完全に」と考えなくても良いです。嫌気がさして、かえって出来なくなります。ある程度内容を絞って学習した方が、より定着が良くなります。
なお、手前味噌になって恐縮ではございますが、Primaryコースの指導マニュアル(全国のSTEP WORLD教室が使用するLesson Design)は、私(水野)が書かせて頂いております。LL日進駅前教室の全講師も、その方針を理解して授業を進めておりますので、ご安心頂ければ幸いです。
Grammar for Communication Course
<中学生~高1の教材について>
TEXTBOOK
(付属CD有り)は、以下のような構成になっています。
Listening
まず、Target文が使われた長い文章をザックリと内容理解します。その後、Target文の書き取り(Dictation)を行います。
付属CDの英語は、一般的な教材よりも早いスピードで録音されています。そのため、このスピードに慣れていれば、実際の英検を受けた時に、そのリスニング音声が「ゆっくり」に感じると思います。
(現に、教室の生徒さん達は、英検でもリスニングは高得点です。)
Target Sentences
そのLessonで覚えておきたい重要文です。何度も口頭練習(音読練習)をして、実際の場面でも、「使う」ことが出来ることを目指しましょう
学校の教科書(公立の場合はNew Horizon)よりも、幅広い表現を学習します。
Pattern Practice
Target文の言いかえ練習を行い、Targetの定着を図ると共に、「使う」ことが出来るように瞬発力を身に付けます。
Reading
Listeningで学習した文章の読む練習を沢山行います。(CDにリピート、オーバーラッピング・・・etc.)
内容理解のための問題もあります。
「発信力」を養うために
自分のことを口頭で表現したり、書いたりする練習も行います。
実際の英検面接を想定した練習を行ったり、日常生活での出来事についての「会話」を楽しむことも行います。
WORKBOOK
(付属CD有り)は、主に宿題となります。
多数の問題が掲載されています。
LL日進駅前教室オリジナルプリント
重要な文法事項をまとめたプリント、英検の1次試験や2次試験(面接)で大切な表現をまとめたプリントも学習します。繰り返し口頭練習して体に染み込ませて、「使う」ことが出来るレベルにすることを目指します。
明日のために
英検は、従来以上に大学入試で重要になってきています。そして、教室では上記のように学習していますので、英検などの試験にも強くなります。
教室では、これからも英語学習を取り巻く動きに注視して、改善すべきことは改善してゆきます。しかし、周りの状況に「振り回される」ことは避けたいと思います。従来通り、英語学習の「当たり前の基本」をやり続けることが大切だと思います。
そして、心に留めておきたいことがあります。英語は試験のためだけに学習しているのではないということです。英語は「目的ではなく手段」です。英語が出来るだけでは、何の役にも立ちません。「英語を使って何をするのか?」が大切です。
皆さん
英語を使って活躍している未来の自分を想像して、これからも楽しみながら英語学習を続けましょう
(水野克哉)
<追伸>
関連事項は以下のクリック
「英検の勉強は何をやればいいの?」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/391edcbf3db6efbdb8a1de9c1ced205c
「PrimaryクラスのCD学習」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/7150539fbbd5f8759919d54984c86d05