STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

英語を始めるのは早い方が良い!?

2023-01-18 02:19:39 | 英語教室

 幼児(Puppy)や小1~2(Green)クラスの授業が始まると、いつも元気な声が聞こえてきます。大きな声で挨拶をしたり、歌をうたったり。中学生や高校生クラスとは全く異なる雰囲気で、とても楽しそうです

(もちろん、中高生クラスの場合も、別の意味での楽しさがあります。)

 中にはとても恥ずかしがり屋さんで、最初はみんなの輪に入ることが出来ないお子様もいます。

 例えば、最初の授業の日に涙を流して教室に入ることさえ出来ない生徒さんがいました。しかし、勇気を出してスピーチコンテスト教室大会の出場を重ねているうちに、高学年になったら大勢の前で立派に発表が出来るようになり、スピーチコンテスト全国大会に出場したという生徒さんもいます。

 生徒さんのみんながスピコン全国大会という訳ではありませんが、様々なお子様の成長を見ていると、講師としてとても嬉しく思います。私共講師は、「少しでもお子様の成長の一助になれば」と願って、日々の授業に取り組んでいます

 

英語を始めるのは早い方が良い

 「小さい時から英語を始めた方が良いでしょうか?」というご質問を頂く事があります。

 結論から言えば、私の経験上、「発音など感覚的な部分(音声面)に関しては、やはり早い時期に始めた方が良い」です。諸説はありますが、英語学習には臨界期があると言われています。それは、ある時期を過ぎるとその後は上達しなくなる限界の時期のことです。

 教室での英語学習は、低学年(小2)までは、文字面よりも音声面の割合が多いです。そして、幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく、音声面(リスニングや特に発音)です。読んだり書いたりする学習は、中学年(8歳:小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、先生の指示を守ってしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面は簡単には追い付くことは出来ません。

 幼児や低学年の場合、「舌や口の形をああしてこうして」といちいち“説明”しなくても、英語の音を聞くと、聞いたとおりにキレイに発音することが出来ることが多いです。

下記補足参照)

 そして、何よりも最初の段階で「楽しく」英語に触れているので、中学生や高校生になっても、さらにその後も続く英語学習に、抵抗感なく積極的に取り組むことが出来ます。

 

高学年の開始でもあきらめてはいけません

 高学年以上から英語学習を開始した皆さんも、あきらめることはありません。個人差はあります。上記はあくまでも“一般的に言えば”ということで、小さい時に始めた方が有利なのは事実です。しかし、高学年以降に始めても、とてもキレイな発音で、リスニングも得意な皆さんはいます。

 私自身も小学生の時には、英語を全く知りませんでした。しかし、その後の練習で、(自分でいうのはおこがましいですが)日本人の一般的な英語学習者よりは発音は良くなったと思います。多く練習を積んだことと、歌が好きで、英語などの外国語の歌を沢山練習したことが、英語学習にはとても役に立ったと思います。(英語の発音は、歌と同様に腹式呼吸が非常に重要です。)

 

早期英語の留意点

 単に小さい時から英語を始めたから良いのではありません。

 8歳位を境に、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行く必要があります。(教室では、その時期を境に突然、文字学習が始まるのではなく、低学年でも文字の提示はしてゆきます。)そして、小3以上は、右脳を使った音声面などの感覚的な部分を重視しつつ、低学年よりも左脳を使った文字指導(読み&書き)を増やして行きます。

 高学年になっても、低学年と同じ様に、聞く&話すが中心の方法で学習していると、「長く続けているのに力が付いていない」ということになってしまいます。逆に、高学年になってから、昔からよくある中学生の文法学習のような指導方法で学習することも好ましくはありません。

 また、やり続けないと、力は付いて行きません。単に小さい時から英語を始めれば良いということではなく、大切なのは、正しい方法で、とにかくやり続けることです。

 ということで、いつから英語を始めた皆さんでも、英語学習でやるべきことをしっかりとやって、楽しみながら力を付けて行きましょう

 

補足
 特に幼児の場合、聞いた通りに発音することが出来る反面、口の筋肉(英語の筋肉)がまだ十分に発達していないので、カタカナ発音とはまた別の幼い発音である場合があります。これは、母国語である日本語でも、発声器官が未発達であることに起因する幼児独得の発音をすることと同様です。しかし、正しい方法で練習を繰り返していれば、成長と共に、キレイな発音になってゆきます。

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項はこちらをクリック

「幼&小&中&高クラスの方針」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/2bc8a0d6d30f4f886e24204c28192c8d

 


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幼&小&中&高クラスの方針

2023-01-04 00:00:39 | 英語教室

「楽しい」から「力がつく」

 「楽しく学習する=力がつかない」vs.「厳しく学習する=力がつく」

 これらは相反するものではありません。

 「楽しい」から“やる気”が出て「力がつく」のです

 

 幼児&小1-2年 

 歌やゲームを多く取り入れて、楽しく英語を学習します。

 幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく音声面(リスニングや特に発音)です。左脳を使って読んだり書いたりする学習は、中学年(小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、教室でしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面で追い付くことは容易ではありません。

 文字については、アルファベットは学習しますが、単語や文の読み書きは、小3以上のクラスほどは学習しません。しかし、低学年クラスで学習する単語や表現は、英検ジュニアや英検5級の基礎になります。

 英検目標について

低学年で英検合格は目指していませんので、ご安心下さい。

合格&不合格のない英検Jr.[英検ジュニア]の受験を勧めています。

まずは、楽しく学習して、英語を好きになってくれることを目指しています。

 

 小3-6年

 小3(小2)~小6が対象のPrimaryクラスでは、幼児や低学年(小1~2)クラスとは異なり、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行きます。8歳位がその転換期です。つまり、音声面は重視しつつ、低学年よりも文字指導が増えて、中学英語への橋渡しの役割も果たしています。LL教室(STEP WORLD)教室の特徴が色濃く表れているコースです。

 低学年と同様に、「聞く」「話す」という音声面を重視していることには変わりませんが、「読む」「書く」という文字面の練習もバランスをとって行います。文法については、“文法学習”という形では指導していませんが、テキストは文法的な体系に並んでいます。テキストに沿って学習していれば、文法を意識せずに文法の基礎は身に付いて行きます。(文法用語は指導しません。)

 「楽しい」と「力がつく」は両立します。「楽しいから実力が付く」のです。「楽しいから実力が付く」のです。

 英検目標について

小5までに入学の場合→最低5級

小4までに入学の場合→4級3級の可能性もあり)。

小3までに入学の場合→4級3級の可能性は小4入学よりも高い)。

LL日進駅前教室の生徒さん達は、小学校の英語授業でも自信をもって取り組んでいます。そして、教室では、お子様が英語をさらに好きになり、その結果、実力を付けてくれるような質の高い指導を目指します。

 

 中学生&高校生  

 小学生クラス以上に、英語活動の基礎を培う「4技能」を育成し、これからさらに大切になってくる「発信力」を養います。

 もしも、「学校のテストでは“書く”ことや“文法”が大切だ」と言って、それらの勉強ばかり行っていたとしたら、それは大きな間違いです。教室で学習しているように、音声面を大切にした方が、「読む・書く・文法」の力も伸びるはずです。

 まともに読むことが出来ないのに、書く練習ばかりしても効果は薄いです。また、英文が頭に入っていないのに、文法の理屈ばかり覚えても、その理屈は役に立ちません。

 確かに、書く練習や文法の勉強を沢山やっていると、“勉強をやっている!”というある種の満足感を得ることが出来るかもしれません。しかし、「書く練習」や「文法」と共に、とにかくCDを何度も聞いて音読をして、英語を頭に入れてしまうべきです。

 なお、「大学入試共通テスト」では、リーディングが100点、リスニングが100点です。文法問題はありません。教室が力を入れていることで、教室が行っている学習が非常に役に立つはずです。

 

 入試にも将来にも役に立つ英語力育成

 英語学習は、音楽やスポーツと似たところがあります。理論を知っているだけ(勉強だけ)では出来るようになりません。多くの練習が必要です。

 そのように学習していけば、高校入試のみならず、4技能化が加速している大学入試にも非常に有効です。そして、“将来にも役に立つ英語力”も身に付きます。

 英検目標について

中1までに→4級、出来れば3級

中2までに→3級、出来れば準2級

中3までに→最低3級、目標は準2級2級の可能性もあり。

高2までに→2級

高3までに→最低2級準1級も視野に入れよう

 

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「英検チャレンジの目安」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/553bec745df44597d8fb67c65ba2ccaa

「“書く&文法”を伸ばすためには、まず“音声”」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/ed9bbbfb0d06aa0f2b7dd95b3055fe1d

 

 


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