町田そのこさんの「ぎょらん」を読みました。
人の『死』にまつわるお話。ちょっと重たかった。
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。
それを嚙み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。
地方都市の葬儀会社へ勤める元引きこもり青年・朱鷺は、
ある理由から都市伝説 めいたこの珠の真相を調べ続けていた。
「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。
死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。
傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。
亡くなる人の思い。
亡くなる人をとりまく人の思い。その人たちが、亡くなった人の思いは
こうであったに違いないと思い描く気持ち。
いろんなものが交錯して、読んでいて、重たかった。
短編たちを、一気に読んだのではなく、細切れにして読んでしまったので、
連作だけれど、人間関係が、いまいち頭の中で繋がらなくて、
え?さっきの登場人物と同じひと??と、イメージが違いすぎていて、
驚いたりしながら読みました。
一番心に入ってきて、自然と涙が出たのは、「糸を渡す」。だったか。
『後悔のない死はない。だからこそ、あたたかな涙が止まらない』と
帯に書かれていたようですが、私にはそんな風には思えなく、
私ってば、、冷たいのかな?なんて思ってしまった。
亡くなった人の気持ちは、ホントのところ誰にもわからない。
だからこそ、生きている間に、思いを伝える努力をしなければ!と、
とても強く思いました。
人の『死』にまつわるお話。ちょっと重たかった。
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。
それを嚙み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。
地方都市の葬儀会社へ勤める元引きこもり青年・朱鷺は、
ある理由から都市伝説 めいたこの珠の真相を調べ続けていた。
「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。
死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。
傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。
亡くなる人の思い。
亡くなる人をとりまく人の思い。その人たちが、亡くなった人の思いは
こうであったに違いないと思い描く気持ち。
いろんなものが交錯して、読んでいて、重たかった。
短編たちを、一気に読んだのではなく、細切れにして読んでしまったので、
連作だけれど、人間関係が、いまいち頭の中で繋がらなくて、
え?さっきの登場人物と同じひと??と、イメージが違いすぎていて、
驚いたりしながら読みました。
一番心に入ってきて、自然と涙が出たのは、「糸を渡す」。だったか。
『後悔のない死はない。だからこそ、あたたかな涙が止まらない』と
帯に書かれていたようですが、私にはそんな風には思えなく、
私ってば、、冷たいのかな?なんて思ってしまった。
亡くなった人の気持ちは、ホントのところ誰にもわからない。
だからこそ、生きている間に、思いを伝える努力をしなければ!と、
とても強く思いました。