先週の土曜日の青空市場で、早くも、私の好きな平べったい桃が売っていました。
涼しい所に置いておいて、良い香りがし始めたので、少し冷やして、朝食の時にいただきました。桃は日本の方が断然美味しいのですが、中国が原産のこの桃は、気に入っています。日本でも、バントウ(蟠桃)という名前で売られているそうですが、栽培が難しいそうで、あまり流通していないそうです。小さめの桃で、中は白くて、甘みも強く、香りも良くてジューシーです。
多くのイタリアの人は、皮の薄い果物(リンゴ、洋ナシ、プラム、アンズ、ブドウ等)は、皮のまま食べています。リンゴは分かりますが、桃を皮ごと食べているのを初めて見た時は、少し驚きました。
日本でも、ブドウを食べていて感じてはいたのですが(皮は残していました)、皮ごと食べているうちに、果物は、皮と実の間が一番美味しいと思うようになりました。
お昼には、アンチョビとパン粉のスパゲッティを作りました。
パン粉をオリーブオイルで、きつね色になるまで炒めます。
フライパンにオリーブオイル、アンチョビを入れて、弱火にかけて、アンチョビをほぐすようにして温めます。
ニンニク、イタリアンパセリのみじん切りを加えて、ニンニクが焦げないように、しばらく炒め、茹でたパスタと茹で汁を加えてよく混ぜ合わせます。
お皿にパスタを盛り付けます。
パン粉をたっぷりかけて出来上がりです。