スーパーに並んでいた新商品のパスタ。ウンブリア州のノルチャという町にある小さなパスタメーカーのパスタです。
色々な種類のパスタがありましたが、フェットゥチーネを買いました。小麦粉はセナトーレ・カペッリという品種です。この小麦は1915年に発表された硬質小麦で、高さが150cm程になり、雨や風に弱いのですが、品質が良くて収穫量も多いので、多い時にはこの小麦の割合が60%迄になったそうです。
しかし戦後、背が低く収穫量の多い品種が開発されて、セナトーレ・カペッリは衰退してしまいました。
しかしセナトーレ・カペッリは、背が高く根がしっかり張るため、雑草が少なく有機栽培に向き、もともと品櫃が高いので再注目し始めているようです。
このメーカーも有機栽培のセナトーレ・カペッリと有機飼料で育てられた鶏の卵でパスタを作っています。値段は250gで約650円。同じような商品と比べて3倍~4倍程高くなっています。
カルチョーフィ(アーティーチョーク)とトマトを使ってパスタを作りました。
ロマネスコ種のカルチョーフィ。
カルチョーフィと相性の良いメントゥッチャ(カラミント)も使います。
フライパンにオリーオイル、ニンニク、メントゥッチャを入れ温め、スライスしたカルチョーフィを入れ炒めます。
小さく切ったトマトを加え、塩、コショウをして数分炒めます。
茹でたフェットゥチーネを入れて、すりおろしたパルミジァーノを加えてよく混ぜ合わせます。
お皿に盛って出来上がりです。