スーのCuriosityⅡ

ブログのテーマは、好奇心。
わくわくドキドキ、好奇心いっぱいの楽しい生活をおくれますように。

静かな時が流れている旧神谷伝兵衛別荘

2022-02-26 17:10:47 | でかける

本日は、快晴の良い天気。

鬱々の気分を解消すべく、お出かけです。

と言っても、先日行ったパン屋さんのbread and butterの近く、

かれこれ30年ぐらい前に一度行った記憶がありますが、それ以来です。

 

日本のワイン王と言われ、あの有名な浅草の神谷バーの神谷伝兵衛さんの旧別荘です。

大正7年に建てられた別荘のゲストハウスだった洋館が今も残っています。

外観は、当時、珍しい鉄筋コンクリート造り。

ちなみに土曜日ですが、だーーーれもいない。

私、貸し切りの別荘でした。

1階に入ってすぐに目に付くのは、素敵な階段。

ドラマに出てきそう。

1階は階段の右手に洋間です。

落ち着いた感じの洋間。

床が幾何学模様の寄木です。

光ってますねーーー。

 

良いとこのお嬢様になった気分で、

先ほどの階段を上がっていきますと、

2階は、和室がメインでした。

天井にも趣があって、落ち着いた雰囲気。

陽射しが良く入って、当時は目の前が海でしたから、

海辺の別荘で、磯の香りがしていたかもしれませんね。

こんなところで、恋文をしたためてみたり。

静かに書をたしなんだり。

想像を膨らませてみるのもいとたのし。

 

しばし誰もいなかった2階で、

大正時代から昭和時代に思いを馳せてみる。

 

2階にあった小さな洋室。

こちらも床がピカピカで、綺麗に管理されていました。

 

それにしても、こんなゲストハウスのある別荘を持っていたら、素敵ですね。

 

大正時代って、15年間ですごく短かかったけれど、

モダンでお洒落なイメージがあります。

 

祖母は、明治の終わりに生まれて、大正時代が幼少期だったこともあって、

良い時代だったと、昔、言っていたのを思い出しました。

 

ドレスを着た貴婦人風に階段を下りてみる(笑)

この階段、段差が低いので、上がるのも下がるのもとても楽でした。

 

今は、別荘の母屋のあとは新しい建物で、ギャラリーになっています。

お庭には、鯉が沢山いました。

国道沿いにあるのですが、別荘の敷地と建物は高い位置にあって、

国道からは見えません。

 

旧別荘の敷地内にいると、

まるで時が止まっているような、

静かで落ち着いた時間が流れているように感じました。

 

庭に咲いていた梅。

あー、どうか世界が平和でありますようにと

空を見上げました。

 

 

今日は、静かな場所で、静かな時間を過ごせて、

大満足でした。

 

大正時代をたくさん感じたので、

大正時代が舞台の漫画、”はいからさんが通る”を

久々に読んでみたくなりましたーー。

名作ですよね。



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