絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

免許書き換え

2009-08-12 | 日記
車の免許証書き換えで、鴻巣の免許センターへ行ってきました。

久しぶりに鴻巣へ行きましたが、長崎屋がドンキホーテになっていたのには、驚きました。県展で浦和に行くのも高速で行くようになってしまったので、鴻巣へしばらくいきませんでした。伊奈町のがんセンターにも最近は行かなくなったので、鴻巣を通る必要がなくなってしまったのです。
以前は、よくトイレ休憩に使わせてもらったり、昼食に回転寿司とか、中華とか、外のサイデリアに寄ったりしたものでした。

描き換えには、午前中適性検査で、午後講習と一日かかりでした。

私は、優良運転者なので、本来は本庄警察で済むのですが、手で運転に切り替えたので、適性検査が必要になりました。そのため、今回だけ鴻巣で行うことになったのです。

なんとか、書き換えを済ませてほっとしています。これで、また5年後まで大丈夫です。

免許制度が変わって、中型免許になりましたね。知りませんでした。
また、個人情報を保護するためか、本籍などを書かないで、暗証番号を持つようになりました。これも初めて知りました。

免許センターは混んでいました。夏休みに免許を取る学生が多いのです。とにかく若い学生風の男女が多くいました。それから、外国人が多いのも驚きました。

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帰ったら、ひとつ嬉しい話が待っていました。

さわらび展でピカソがライバルを買ってくれた人が、サインを求めて、我が家に来たとのことでした。本にサインをしてくださいとのことです。

読んで、感激したとのことでした。私は留守でしたが、母がお会いしました。
その方は、俳句の会の会長をしているとのことです。

絵も感激してくれたそうですが、本の文章にも感激してくれて、これはドラマにしたいとかおっしゃっていらしたとか。

嬉しかったです。




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ローマの美術 (コロッセオ)

2009-08-12 | 美術
ローマの美術を語る前に、一通り歴史を捕まえようということで、箇条書きのような把握をしていただきました。それを頭に置いた上で、美術作品をその歴史に当てはめていくと分かりやすいでしょう。

ここからは、時代順ではなく、有名なものを見て行きます。

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みなさんは、ローマと聞くと何を一番思い浮かべるでしょうか?

私は、ローマと聞いただけで、コロッセオを思い浮かべます。
なので、コロッセオの話をします。

ローマ人の娯楽は、このコロッセオの見世物と大浴場でした。

そうか、もう一つチルコマッシモの馬車の競争もありましたね。

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ローマのコロッセオは、ネオの池があった所に建てられたとお話ししました。
ネオの記憶を消したいために、ネオにまつわるいろいろなものを壊して、作り変えてしまうという考えだったようです。

このコロッセオは、円形闘技場と言われます。
みなさんがへええと言いそうな話をいくつかしてみたいと思います。

高さは、約50メートル。これは、パリの凱旋門と同じです。(へええ!)

今は、壊れて地下の構造まで見えますが、当時は板が張ってあり、その上に土をかぶせて、グランド状態にして、さまざまな戦いをみせる場所でした。



地下は、戦闘士の控所や、動物の檻になっていました。

人と猛獣の戦い、人と人との戦い。戦いとは殺し合いです。今のプロレスとは違います。本当にどちらかが死ぬまで戦います。
場合によると、倒した相手の命を助けることもあります。それは、観客に決めさせます。親指を下にすると殺せ、その逆に上にすると助けろです。
良く戦って、殺すには惜しいと思われるとまたチャンスを与えるために、命を助けろと観客が求めるのです。

戦う人は、奴隷が多いのですが、ただ戦うのではなく、プロレスラーのように体を鍛えさせてから戦わせたそうです。その方が面白いからでしょう。

強そうな体つきにした方が、面白いですよね。

その代り、もしこの奴隷たちが力を合わせて反乱を起こしたら、大変だと思いませんか?そういうことがあったのです。スパルタクスの反乱です。BC73年だったかな?

それも、知識としては頭に入れておくとよいでしょう。確か、映画にもなっていたと思います。

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また、時には、泥と板を取り除いて、地下の区切られた部屋から、動物などを排除して、水を張り池にして、水上の船と船の戦いを見せることもあったそうです。

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 美術の知識としては、柱の形を覚えて置くといいですよ。

ギリシャ時代に、有名な柱頭のデザインができて、その三つをすべて使っています。

それは、ドーリア式、イオニア式、コリント式といいますが、それぞれ123階に使っています。1階がドーリア式、2階がイオニア式、3階がコリント式です。


左から、ドーリア式、イオニア式、コリント式

ただ、コロッセオは4階建なので、もう一つありまして、これは、コンポジットと言われます。イオニアとコリントを合わせたデザインです。


コンポジット式

コロッセオの写真で見わけがつくものがあったら、見てください。
離れたところから撮った写真ではなかなか見わけがつきません。

ドーリア式は、パルテノン神殿が有名です。
イオニア式は、ロンドンの大英博物館で使われています。
コリント式は、サンピエトロ大聖堂で使われています。

いろいろな建物で、この柱が使われているので、いろいろなところで探してみるのも楽しいですよ。

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私は、もう8年前に行ったきりなので、その後、どのような変化が生じているか分かりませんが、私が初めて行ったころは、コロッセオは無料で入れました。二階に上がると有料でした。しかし、8年前に行ったときは、一階も有料になっていました。そのように変化しているので、今は、何が変化しているかなあと気になります。
その私の最新情報としては、一部板を張って、当時はこのように板張りだったのだと見せ始めていました。

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またコロッセオは、ローマ時代には屋根がついていたようです。といっても、日よけ程度のもので、雨を避けるものではありません。しかし、天上にカーテンを引くような感覚で、日よけを作っちゃうのですからすごいですよね。

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このコロッセオは、ローマの中心フォロロマーノのすぐ近くにあります。
フォロロマーノとは、政治の中心で、元老院などがあるところです。そのフォロロマーノを見学して、出てくると、出口のところにコロッセオが見えます。
また、コンスタンチヌスの凱旋門もこの出口のところです。東側の出口と言えばいいのかな?



ローマオリンピックで、マラソンのゴールに使ったとお話ししましたよね。
裸足のアベベで有名になった、アベベがこの門にゴールして、金メダルを取ったのです。

コンスタンチヌス帝は、ミラノ勅令でキリスト教を公認した(313年)皇帝で有名です。
また、首都をローマからビザンチュウムに移して、(330年)コンスタンチノープルという名前をつけたことでも有名です。

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コロッセオ周辺のことは、このくらい知っておけばいいかなあと思います。

へええということが、ありましたか。??


※ 写真は、ウィキペディアから使わせていただきました。
  フリー百科事典ウィキペディアは、勉強になっていいですよ。
  お勧めします。






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