『瑠璃のシュガーな時間』シュガーアート・シュガークラフト・アイシングクッキー宮本瑠璃教室(兵庫芦屋大阪)教室開講サポート

パティシェ様・フラワーデザイナー様もお越し下さる宮本瑠璃独自の大人可愛いお教室。皆様のレッスン作品のご紹介とあれこれ

最近、涙を流すことなんてありますか・・・                              

2007年05月29日 | ブログ

ここまで《オトナ》になってしまうと 泣くことなんてすっかりなくなってしまう。 言葉を選べない10代は友達からのダイレクトな《口撃》に傷つくこともあったし、会社員になってからは上司やお局さまのキビシイお言葉に 自宅へ帰ってから思い出して泣いたり・・・と、多感な若い頃はいろいろあったけれど、今はもう、泣く理由も無いような生活。。。  感動的なテレビや映画をゆっくりじっくり観るような暇も無い家庭人の生活。。。  周囲とは一線も二線も引いた賢いオトナのお付き合い・・・。  思いっきり嬉しいことも無ければ涙があふれることも無い。

でも今朝は、久しぶりに泣いてしまった。  朝の一仕事をしながら ふと 通りがかったテレビでは 《佐々木恭子さんのパプアニューギニア報告》が流れ出し、【う、だめだめ。こんなのをみてしまったら動けなくなる!(∵朝のうちにやり遂げなくてはならない事があった為)】   テレビを消して立ち去ろうとしたのに、既に遅かった。佐々木恭子さんのやさしいナレーションの声が私を引き止めてしまった。 それは、番組、《とくだね》の中でのこと。 HIVに感染した子供たちの生活の様子を報告する佐々木アナによる現地レポートだった。  何が可哀想なのかを語り始めたら際限が無い。 佐々木アナや私(たち)が涙無くして見ることが出来なかったのは、HIVに感染した子供たちが《きれいな心》を失っていないからだったと思う。 もちろん、その境遇や生活ぶりは「可哀想・・・」と一言で言ってしまうには余りあるものである。なのに、それ程の状況下にいるにもかかわらず、佐々木アナの問いかけに答える内容が人間としてあまりに立派過ぎて涙があふれるのです。 学校へも行けず、学問とは無縁の子供の口からなぜあんな素晴しい発言を聞くことが出来るのだろう。 

2日も3日も何も食べていないなんて・・・  実姉たちが食事をしているのが見えているのに、決して食事を自分から望んだりはしない。与えて貰える時が来るまで耐え忍んでいる。 それでも誰のことも恨んだりはせず、孤独の中で病気と共存しながら生きる意欲と純粋な心を失っていない《きれいな眼》。 愉快なことなんて何一つ無いのに笑うことを忘れていない《かわいらしい眼》。 エイズになって死んでしまった両親がまだ生きていた頃、父親に教えられたウクレレを弾いて歌うその彼を見て、毎日を感謝の気持ち無くして怠惰に過ごしてはいけないとあらためて自分を諌めた。あまりにも強くて純粋で良い子だから、涙が止まらなくて困った。

その特集の前には、ZARDの履歴を振り返ってくれ、こんなにもZARDの曲があったんだね・・・と、あらためてその存在していた価値の大きさを再認識。そして、また一つ、終わってしまったという虚しさと悲しみが。

そんな悲しい話の後だけれど、明日はいよいよ藤原紀香さんと陣内くんの披露宴♪  ホテル オークラ~三宮周辺~は 厳戒態勢ですよね、きっと。 紀香さんがどんなに美しいか、楽しみですね~♪  『厳かな中に華やかさがある ドラマのようなセット』ってドンナンでしょうね~?  お引出物が8万円程度とあれば、100万円の御祝儀をご用意なさったご夫婦もいらっしゃるとか。 

ところで、その御祝儀について。 紀香さんは「寄付したい」とおっしゃっているそうで、なんとも・・・、紀香さんらしいお気持ち。 紀香さんも、ボランティア活動に精を出して下さっていますものね。

佐々木恭子さんの現地レポートともつながって、今日は重く考えさせられた日でした。  宮本瑠璃