防犯カメラ：アライグマに睡蓮鉢を荒らされた

去年初冬のスチロール鉢左側(77㎝)
鉢の上に付けたメダカウォッチ用カメラ
(室内用100万画素 C7823WIPのスクショ)

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去年の春ごろのこと。
山の家の庭に置いてある睡蓮鉢が荒らされた。
鉢の中を棒で引っ掻き回したようなありさま。

根こそぎむしり取られた水草が水面に浮き、
小睡蓮鉢は倒され茶色の水の中に沈んでいた。
いるはずのない鉢にモスごとメダカが移動していたり。

毎週土曜日に帰るたびに、睡蓮鉢の惨状を見るたびに
ふつふつと怒りがわいてきた。
メダカやミナミヌマエビに怖い思いをさせやがって。

"理性なんてぶっとんだ"状態で対策を考えた。
・犯人が分かるまで山の家に泊まる
・木刀とヌンチャクを持って毎日通う
・メダカたちを屋内に避難させる

だけど、
昔取ったきねづかの剛柔流空手初段は錆びついてる
誰かと格闘するほど体力に自信ないなぁ...。
このときは正直犯人は人間だと思ってたよ。

親が残した農機具や買ったばかりの7段脚立など、
山の家に帰るたびに少しづつ何かしら無くなっていた。
空き家ならではのイタズラか空き巣の仕業だと...ごめん。

そして、思いついたのが防犯カメラ
屋外用IPリモートならここに座ったままモニターで
監視ができて、録画・写真・音声が採れる。
今はカメラ11台を敷地と家と倉庫に設置している。

去年の夏の夜、なにげにモニターを見ていたら、
薄暗いIR画面(赤外線)を何かが突っ切り走り抜けた。
猫か犬か、急いで9分割の画面を追った。

120Lプラ舟のふちにまたがり、水中を覗き込むようなしぐさ、
シマシマふさふさの尾っぽに黒い縁取りのとんがった顔つきは
ラスカルイメージそのままに、目つきは野生の猛々しさ。

ひと目でアライグマと分かったが、敏捷に庭を突っ切り裏山に
向かうの追うだけで精一杯、録画もスクショも撮れなかった。
ダメだな自分。

生前の父は、
畑を荒らす猿に石を投げても当たったためしがないと嘆いていた。
うん、その通り。