道水産会(川崎一好会長)は、ロシア連邦漁業庁と交渉していた貝殻島周年におけるコンブ採取の業条件が妥結したと1日発表した。
採取量は前年と同じ3,887㌧で、このうちコンブは3,470㌧。採取料も前年と同じ9,084万4,600円。機材供与(350万円)も前年同様だが、操業隻数は前年より2隻少ない239隻、操業期間は前年同様の6月1日〜9月30日まで。
交渉は、ロシア側の都合により例年より遅い4月29日からモスクワ市で開催された。ロシア側代表・シマコフ漁業庁国際協力局長と日本側代表・山﨑峰男道水産会副会長で操業条件を話し合い、同30日には合意した。道水産会および歯舞漁協ら関係者は予定より1日早い短期決着を歓迎している。