5回目の正直で、石破さんが自民党総裁に選出されました。
国会議員のセンセ方にとって一番大事なのは来たる選挙で
当選すること。
「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙で落ちればただの人」
ですからね。
裏金議員を擁護、統一教会問題には蓋をするなど、
政治改革に後ろ向きで右にツッパってる人が総裁では、
逆風の中、保守穏健派でクリーンな野田さんに負けてしまう。
ここは好き嫌いなんか言ってられない、と言う訳で、
決戦投票ではセンセ方の票が石破さんに流れたのも頷けます。
それにしても際どい勝利ではありましたが。
きたる選挙は、野田さんと石破さんのリベラル同士のがっぷり四つ。
勝敗の行方はどうなりますか?
ミーハー爺さんの飲兵衛、勝負の行方に興味深々です。
(追伸)
今回の石破内閣で実に面白い人が入閣しました。
総務相に任命された村上誠一郎さんです。
筋金入りのリベラルで、安倍元首相の国葬に反対。
元首相を国賊呼ばわりし、右翼連中からは不倶戴天の敵と
目の敵にされても怯じない。
さすがは村上水軍の末裔、実に気骨のある人物です。
約百名近い安倍派議員の矢面に立って、いかにリベラルを
貫き通すか?
ミハー飲兵衛ならずとも興味深々ではありませんか。
さて、話は変わって。
国内では沖縄が大好きな飲兵衛、
海外では何と言っても台湾が一番好きですね~。
コロナも収まり今年の4月に台湾旅行の予定だったのですが、
誠に不覚ながら、直前の3日前に玄関で転んで左足を骨折。
飲兵衛一人、自宅で留守番になりました(涙)。
怪我も完全に治り、又もや台湾が恋しくなった飲兵衛、
過去に投稿した台湾旅行の記事などを眺めていると、
こちらの中正紀念堂衛兵交代式が目に留まりました。
男は撮らない主義の飲兵衛にしては例外とも言える写真ですので、
既出ですが再投稿いたします。
東アジアにおいて、
台湾は日本と並んで高度に自由主義経済が発展した、
とても豊かで素晴らしい民主主義国家です。
そして日本の大切な盟友国です。
悲しいことに「中国は一つ」のイデオロギーの元、
現在は正式に国交がもてない状態にあります。
いつの日か、台湾が正式な独立国として世界の国々から
認められる日が来る事を願ってやみません。
ちなみに飲兵衛、自他共に認めるリベラル・平和主義です。
親台湾ですが、執拗に嫌中感情を煽る右翼の人達とは、主義・主張
を全く異にすることを明記したいと思います。
それでは2017年8月に訪れました台湾より、
台湾の初代総統である蒋介石総統の顕彰施設「中正紀念堂」の
衛兵交代式をご紹介いたします。
こちらが中正紀念堂です。
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こちらの中正(蒋介石)坐像の前で交代式が行われます。
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衛兵の制服は緑色が陸軍、青色は空軍、白は海軍(冬は黒)です。
飲兵衛が見学したときは青色の空軍が衛兵を務めていました。
衛兵は、選ばれた優秀な者だけが就くことができる名誉ある職務とされています。
指揮をとる衛兵1名、これから護衛に就く衛兵2名、合計3名の衛兵が行進しながら
ホールに入ってきます。
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3名が蒋介石橡の前まで進むと、今まで護衛についていた2名の衛兵も1時間の任務
を終えて合流。5名で交代の儀式が始まります。
衛兵たちが手に持っているのは本物の銃で、重さは約6㎏もあります。
衛兵の入場から終わりまで、約10分。
厳しい訓練を受け、一糸乱れぬ動きの衛兵交代式は厳粛で、その迫力に圧倒されました。
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交代を終えた2名の衛兵が指揮官を伴い退場します。
(↓)一番左の指揮官、俳優の伊藤淳史さんに似ていませんか?
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新しい衛兵がこれから1時間、次の交代式まで直立不動で護衛の任務にあたります。
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ところで飲兵衛、
「郷に入れば郷に従え」で台湾では半ズボンにTシャツ、
野球帽にサンダル履きと
いたってラフな格好で台北市内をブラついていたところ、
地元の人と違えられて、3回ほど道を尋ねられてしまいました。
台湾語(中国語?)の全く分からないお上りさんの飲兵衛、
その都度
"Sorry I'm a stranger here"
と言い訳する羽目になりました。
地元の方と間違われるなんて、
飲兵衛ってよっぽど台湾に馴染んで見えたのでしょうかね?
さてブログの最後と言えばやっぱりこの子。
我が家のシロちゃんです。
どうです、この颯爽とした歩きっぷり。
とてもビビリには見えませんね。
そうなんです、シロちゃん飲兵衛と同じで、恰好だけは
一丁前なんです。
ちなみにこの尻尾をピンと立てるのは甘えている時、
友好的な態度の現れだそうです。
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