ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

すれ違い

2015年11月12日 | ❸ ブラックハナちゃん

息子が幼稚園の頃 牛乳なんかの紙パックで子ども用のひじ掛けイスを作ったの。

ちゃぶ台が高すぎたから 食事するのにちょうど具合がよかった。

布貼りして「フランスの子供部屋みたいじゃない」なんて自己満足で。

息子もお尻がすっぽり埋まる安心感からかすごく気に入って

長いこと大事にしていた。

 

それを見た友人が欲しがったので 兄弟で座れるように

2~3人掛けのベンチタイプを力作して渡したら 暫くしてあっけらかんと

「遊びに来た子たちとみんなであの上でジャンプするから 壊れてきちゃった。

 ある程度のところまで来たら 捨てちゃってもいい?」と。

「・・・・ジャンプ・・」と絶句する私に

「なぜかみんな遊びの最後はあの上で興奮して飛び跳ねるの。

 でも 子どものモノって消耗品だから仕方ないよね。私はそう思ってるけど。」だって。

「残念過ぎる」と伝えたけれど。

 

あなたのうちの子が遊びに来るたび 愛おしそうに息子のイスに座るから

紙パックの中に新聞紙をきっちり詰めて 長持ちするように作ったんだけどな。

そもそも紙パック集めるのも大変だし 

そういう使い方するとわかっていれば ここまで丹精込めて作らなかったよ。

確かに渡す時

「手作り品は処分しずらいかもしれないけど いらなくなったら潔く」

って渡したよ、私。

でもまさか こんな早くサンドバックになってるなんて想像もしてなかったよ。

 

それ以来、人に何かを上げる時 手を離れた瞬間捨てられることもあるかもしれない

それでもいいよね、と、どこかで自分に言い聞かせてます。

手作り品を見るときは それを自分で作ったらどれだけ大変だろう と

想像することも増えました。

といいつつ、例外もいっぱいあるな・・・

やっぱり喜んで貰えるんじゃないかとどこかで思ってる。

 

ちなみに

この人とは正直な付き合いをしています。

お付き合いのラインがはっきりしていてラクです。

本音だけのストレートな人なのでこちらも本音で・・・と思うんだけど

私の本音には傷つくらしい

・・・・・まあ、それも大事かと。

ここを乗り越えて関係を深めることはいつでも出来るでしょうし(したければ、の話だが)。

言葉と行動が一致している人なのでそのまま受け取ればいいからラクだけど

私は親密さを感じないので 関係はここ止まりです。

「ここ」とは必要最低限+α(アルファ)ラインです(社宅なので関係はあるのです)。

ちょうどいい感じです。