今までの経験上、旅先でぐっすり眠れたことのない息子。
(ぐったり寝たことは1度あって、それが総崩れへの第1歩だった。そこは苦い経験)
2日目の夜も眠れないだろうと踏んでいた私でしたが
3日目の朝、息子は「眠れなかった」とは言わなかった。
なのであえて聞かなかった。
聞く必要ないな、と思えて。
さて、和寒はキャベツとカボチャの生産で有名な町だそうです。
で、3日目の午前中は家庭科?体験学習? 公民館の調理室を借りての
かぼちゃスウィーツ作りでした。
みんなで役割分担していっぱい作ってましたよ。
かぼちゃ団子にかかってるのは黒ゴマのタレなんだけど
これが絶品で、私は大変気に入りました。
なのでおかわりしました。
いいね!ごまだれ担当、とてもいい味に仕上がってる!私よりもうまいぞ。
越えて来たな~
たらふく食べた後、わりとすぐに昼食でした・・・・。
でも育ちのいい私たちは誰も文句言わず食べましたよ。
ただお腹がはちきれそうでヤバかったです。
この日の午後はスノーシューを装着してのスノーハイク。
場合によってはきついかな?と思いましたが、ほんの少しの弱音しか吐かずに
子どもたちはこなしていました。
どこまでも続く新雪の中を登って行くんですよ!
小高い丘の上から眼下に広がる和寒の街を見るために
慣れない雪の丘をえっちらおっちら登るんです。
後で聞いたら結構気持ちがギリギリの子もいたようです。
女の子には大変だったかも。
でもさ、みんなしんどさを表に出さずに我慢するからわからないんだよ~
出しちゃえよ~
そういう時は文句言いながら歩けばいいんだよ~
「どこのどいつだ、こんなハードなプログラムを組んだのは」
「あいつかあのコースリーダーか」
って叫びながら歩くんだよ~
それがいいんだよ~
私はこういうの大好きで楽しかったから、大変さに気づかなかった。
ごめんね、今更だけど。
一方うちの息子は楽しんだはず。
だって歩きながらギャグが出てたもん。
その夜のこと。
授業の後、グループミーティングまで40分くらいの時間の余裕が出来た時
息子がまた保護者部屋を訪ねてきました。
「かーちゃん、今から大浴場行ってくる」
それだけ言いに来たのでした。
家では入浴に2時間かかる息子。
実は中2の夏からお風呂に入れなくなっていたのでした。
2年くらいは月1で、ここ最近は週1で入るようにはなりましたが
短時間での入浴は苦手なのです。
お風呂に関する彼の目標は「ちゃちゃっと適当に入れるようになる」こと。
まさか、ここでチャレンジするのかい
・・・しましたよ
そして時間までに戻ってきた!
全身を洗って、髪を洗って。
なんか私感覚が麻痺しちゃってこれが凄いことだってわからなくなってきてるけど
いったい・・・・これはどうしたことか?
北海道のせい?
それとも・・・スクーリングの勢い?
何かのおかげなのかな?
「人と一緒」パワー?
これが帰ってからの行動に何の影響も与えなくても、
この一瞬、この喜びに浸ろう、と
浮足立ちそうな不安定な気持ちをつなぎとめ、
自分の足元を目を凝らして見つめる3日目の夜なのでした。
(アイスキャンドル)
ここまでの平坦でない道程を思い、ここからの未知数を想像し、今ここの奇跡のような出来事に感動せざるを得ません。
その高揚する気持ちを美しく昇華してくれるかのようなアイスキャンドルの灯の列に、また一段登った今を感謝してしまう。
その場にいなかったのに、こんなに我が事のように感じられて泣きそうになるとは思わなかった。ありがとう。
てかプログラム進行見事過ぎだろう!?やはりあの黒幕、タダモノではないな。
がんばったね、みんな。
帰りはどこからでもこんなふうにーって地元の先生が崖を駆け下りていってうっそーと思ったら、次々に子どもたちが滑りおりていったから私も後を追っかけて斜面を滑り台みたいにおりた。面白かった。
娘がそんなこと言ってた?
帰宅してからレポートに
今回は、楽しさが不安をすこーしだけ
上回ったって書いてたよ
飛行機で、てい子ちゃんといっぱい
話しながら帰って来たのも良かったみたい
もう二度と来たくないって言ってたのにね
うたこ
シロイルカくん、すんごいよ
抱きしめたいけど嫌われたくないから
やめとく(笑)
ペンギンちゃんちにしてもぱんちゃんにしても、普通な顔で平気にこなしてるみたいに見えたよ。とてもちゃんとしていた。
みんな本当にすごくがんばったね。
シロイルカくんは帰宅してどう?
これからの記事の先取りしちゃだめか。
ブログ拝見して北海道一緒に行けたような
思いがしています。
ありがとう!!
息子はみんなと解散するのが名残惜しくて
名残惜しくて最後まで空港にいました。
ひとりじゃできないことだもんね。
うちは行動のひとつひとつが遅いのよ。
要求されているペースで動くのが大変。
色んな人に随分助けて貰ったと言ってました。
でもね、入学前から恐れていたスクーリングなのに、わくわくしながら出発できたってのが一番嬉しい変化なの。
ともかく、私に足りないものや息子に必要なことなんかが見えてきたので、家で出来ることをコツコツ積み上げて、親も子も少しずつタフになっていきたいと思います。
「なんかもっと出来る気がするー。ペース上げていこうかなー」とか言いながら、ペースは上がってません。
あとね、卓球の全日本選手権の録画全部見たそうです。
それから「来年は絶対全国合宿に行くぞー」って。
「ステージ、出ようかな」だって。
・・・やめとけ、ネタ持ってないんだから。
「やりたいことが多すぎる」(嘘だろ!?)って言いながら何か書いてるから覗いたら、スクーリングに参加した17名全員にキャッチコピー作ってた!
そんな感じ。
私より弱いけど。
抱きしめてみる?
「あれあれ?えーと、これは一体・・どういうことかな?」って照れると思うな。
いい感じ。
キャッチコピー、今度見せてね。