今朝起きたら
今日の仕事がキャンセルになっていました。
ちょうどおととい
別の方から依頼を受けて断ったところだったので
もう少し早いキャンセルなら断らなくて済んだのに~とちらっと思いましたが
仕事より普通にお休みが好っきぃ~~ なので
やっぱり嬉しくなって二度寝しました。
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先日息子と二人で昼間の電車に乗っていたら
後から年配のご夫婦が乗って来られました。
文語体のような話し言葉で 声がひときわ大きく
目に入るものすべてを言葉に変えていくような手法で会話されており
そこだけスポットライトでも浴びているように目立っていました。
まるでドラマか映画を見ているように。
「お席がちょうどあいてますわよ」
「それはどこだい?おお目の前にありましたか」
「ほら、あたたかい日差し」
「でも大したものだね、この日差しというものは」
「ご覧なさいな、窓のガラスに日差しがあんなにキラキラと反射していますよ」
「そうだね。
われわれの住む地球というものは・・※〇%&△・・・」
「ほんとですわ。
すばらしい私たちの地球の△※〇×・・・」
その後も、ビルが、鳥が、風景が・・・と会話は目に写るものを追って続いていくのでした。
川端康成あたりの感じでしょうか。
そこに何の文句もないのですが、
スマホを握りしめている人が多い中
長い年月一緒にいて 今でも会話を楽しめるなんてすごいなあ。
「そういえば、あれは流行っているのかね。
最近の若い者たちが街でよく着ている・・・赤いジャンパーというものは。
最近よく見かけますがね。
やはり流行りなのでしょうな、あの赤い色のジャンパーは」
びっくりした。
こっちに来ちゃった。
唐突に話題が赤いジャンパーになったのですが
それは多分、話すことがなくなったおじいさんの目にうちの息子が入ったからです。
赤いダウン着てるうちの息子が。
それを見てひらめいた話題なんだろうけど、
なんか訳もなくこっちが恥ずかしくなってしまいました。
そして可笑しくて下向いて両手で口元押さえて笑っちゃった。
息子に
「赤いジャンパ―話題になってる」
と小声で言うと息子はポーカーフェイスで「うん」と言いました。
次は誰をヒントに話題が進むのか車両の乗客がドキドキする中、
赤ちゃん連れのお母さんが入ってきました。
ああ、もう格好の・・・・
でもね、なんかいいですよね、年配の方の仲良しな姿って。
それにもう何をも恐れない強さもあって
やっぱり何かすごいなって思います。
ずっとずっと一緒にいるひとに、そんな風に親切に優しく話しかけられることは、私の人生の(数少ない)目標のひとつです。
簡単なことではない、最大限の努力が必要でありながら、自分一人でどうにかできることでもない、ちょっとした奇跡だよね。
ハナウタ親子がまたかわいい。照れくさいよね、なんか。
老夫婦、いいよねえ・・・
ふつうにやってる。
そのまま行けばいいよ。
老夫婦の仲良し、いいよね。
せすなさんちも仲良しだからそうなるね。
まあ仲は今良いのだけども。旦那の気持ちはまだ成長半ばで、夫婦の関係性と私の自律も発展途上なんだわ、実は。
一昨年家庭内別居状態、「もう前のように思えない」発言。
去年若干揺れ戻しあり。去年半ばかなあ、「(夫婦でなく)同居人だと思ってる」との発言。
ずーっと「俺はひとりでやっていく」という小さいとき?の決意のもとやって来て、絵にかいたような理想の旦那やろうとして、子育てに悪影響出て子どもら潰れ。
そこからの建て直しなんだ。彼が、時間かけて和らいで自分をもっとわかると、変わるんだと思う。私らも手伝いつつ、日々少しずつ、いまだにやってるのよf(^^;
毎日家族で発見&考察の日々です。
わたしに見えたのは遠くない未来の姿だ、きっと。
ありがとう。
時々低迷して気弱になると、旦那のことも他のいろいろも悲観的になるときがあるのよ、私も。
そんなとき、このハナウタちゃんの言葉、思い出すことにします(^-^)