押し入れを掃除していたら
「ひとり歩きの英語自由自在」ってCDが出てきた。
多分20年くらい前に、何かに(その頃の自分に)焦って買った物だと思う。
3204円もする。
でも当時はきっと これで買えた安心があるのでしょう。
だからいいのです(・・よくはないです)、たとえ1度も聞いてなくても。
息子がその様子を見ていたので
「お母さんにも英語を何とかしたいって時代があったんだよ、遠い昔にね」
と言ったら
「・・・そんなぁ時代もあったねと いつか話せる日がくるわ~
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ~」
と歌ってくれた。
優しい。
「英語ってさ、なんか “やらなきゃ” “よーし、やるぞ”の繰り返しでね。
いつも最初はやろうと思うんだけど続かないんだよね・・・」
そうです、もう最近は出川イングリッシュでやって行こう!って感じの私なのです。
そしたら息子がまた歌い出した。
「忘れなーいと 誓ーった あの日の夏は遠く・・・」
あー、あー、・・・そういうセレクトするんだ。
確かにね、確かにあの日の情熱はどこへはかなく消えていったのかを
私こそ知りたいですよ。
でも知らんぷりしてここまできてしまったので
もうそこを貫くことこそ私と言う人間の筋の通ったところなのかな、と思います。
だからこのままでもいい?
「時代」からの「浅い眠り」です。
15才なのに。