今日、電車の中で見た広告の話。
大きめの文字で『全身で恋しよう』と書かれたエステの脱毛の車内広告で
男性が女性の頭を撫でているっていうか抱きかかえている顔のアップの横に
「あるところに
とても可愛らしい
キミがいました」
と書かれてる。
センス悪っ・・・・・
その男性の頭には猫耳ならぬオオカミ耳が生えていて
女性の頭と思しきものが赤い頭巾に覆われていて、
これはもう童話の赤ずきんちゃんがモチーフなのは言うまでもありません。
男性目線で女性にアピールする手法の広告らしく、女性の方はおでこより上の
頭巾のフードだけしか映っていない写真が使われている。
さてさて ここで問題だ。
これは一体どういう意味なんだ
何が言いたいのだ
私はスルーできなかった。
見逃してやれなかった。
だってね、
童話の赤ずきんちゃんはおばあさんに化けたオオカミに騙されて
一度食べられちゃうんだよ?
そのあと運よく猟師に助け出されるけど
赤ずきんがオオカミのお腹をばさみでじょきじょき切って中に石を詰めたせいで
今度はオオカミが川に落っこちて溺れ死ぬんだよ?
全身で恋をする話じゃないじゃないか。
赤ずきんちゃん気を付けて!って話じゃないか。
それに「赤ずきん」が表現しているのは騙されやすい無防備なこども、少女なわけでしょう?
そんなのと全身で恋をしようとしたら・・・・ロリコンじゃん。つかまるぞ。
それとも恋をするっていうのはオオカミに食べられるってことだと言ってるのか?
オオカミに食べられるために女は脱毛しろと?
言っておくけど オオカミと赤ずきんの間に誰もが憧れるような恋愛関係はない。
なのになぜ赤ずきんちゃんを使う?
それともアレか。
これは実はメンズエステの広告なのか?
オオカミ男も全身の毛を剃って 赤ずきんを食いに行けと?
そういうことか?
オオカミ男になれと煽っているのか?
こういうキャッチフレーズと画像のつじつまの合わない広告は気持ち悪い。
どう解釈すればいいのかわからなくて気持ちが悪い。
誰が考えたかしらないけれど ほーーーーんと、バッカじゃないの
この広告に気づいてからあらためて他の広告も見てみると
他にも「おかしくね?」っと思うのが数枚あった。
「おかしくね?」と思わせるためにわざとヘンなのを作っているのかもしれない。
電車内の広告って実は恐いのが多いと思う。
全身で恋をする、の「全身で」にもひっかかったの。
からだで恋しようって言ってるんだね、と。
でもエステの広告だからからだをフューチャーしてるんだと思っておさめたのでした。
よくぞ書いてくれました。
最低だわ…←まだ怒ってる!ムカアッーー