ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

三相女神さま曰く

2015年03月22日 | ❸ ブラックハナちゃん

お墓参りに行ってきました。

ご先祖様は何も教えてくれなかったのですが ご本人が教えてくれました。

 

 

三相女神さまはどうやら近くの公民館でやってる 教養講座に参加したようです。

そこでは主に論語を資料に学ぶのだそうですが、

たまたまその日紹介された吉野弘氏の詩に感銘を受けた女神さまは、

これは嫁にも教えねばと そこで学んだ論語や詩を書いた手紙を

くれたらしいのです。

 

 

そうです、他意はなかったのです。

 

 

若い世代は上の世代を もっと労わり 尽くしましょう」とか

父母に通り一遍の奉仕をしているのが孝行といえるでしょうか」とか

老後の親の面倒を良くみなさい」とか、

(夫婦は)お互いに非難するようなことがあっても 非難する資格が自分にあったかどうか

 あとで疑わしくなるほうがいい」などの文字が書かれていたので

てっきり日頃の私に不満がおありなのだとドキドキしたのですが(不満はおありだと思いますが)

ご自分のために学ばれたようです。

ご自分の姿勢を見直されていたのです。

そして手紙は私へのお裾分けだったのです。

 

 

ただ学んだ内容の素晴らしさに痛み入った三相女神様なのでしょう、多分。

嫁が深読みするなど思いもせずに手紙をくれたのでしょう。

だって「いい詩だったでしょう~ 読ませてあげたくて」って言ってたもん

「(孝行の)“孝”という字は “子が押し上げる・支える”って意味なんですって。」って

微笑まれていたもん

あまりにいい言葉に出会ったので 教えてあげたくなってしまった、

そういう、親心だったのです。

そういう無邪気なお義母さんです。

 

 

私はそう思うことにしました、私はこの件をもう蒸し返しません

 

 


スクープ

2015年03月20日 | ➍ 犬とか猫とか

最近夕方 猫道のパトロールを小さい方の人と一緒にやってます。

小さい方の人が猫好きになってきて、「この辺の猫マップをつくりたい」と

どこかで聞いたようなことを言いはじめました。

 

 

パトロールに行くときは2人で行くことに決めています。

14歳の男子がカメラ持って私道や空き地をウロウロすることを世間は警戒するでしょうし

そういう事情は息子も分かっていて「一緒に来て」と。

 

 

昨日はあいにくの雨で中止したのですが 小さい人は半泣きでした。

そこまで好きか

予定変更が苦手な息子なのでした

天気予報は小雨程度、もしかしたら雨は上がるかもねって 

余計なことを私が言ったから・・・・。

 

 

 

一昨日のパトロールではすごい数の猫に会えました。

春だから?

猫道最南端ポイント在住の 「ゆすりん」「たかりん」に小さい人は初ご挨拶。

「以後 よろしく」と。

 

 

ポイントポイントで仕込んだように猫がいて 今日は天国かと思うほどです。

主はきまっせり~ 主はきまっせり~~

 

 

そしてとうとう集会現場キャッチです。

 

 

ぎゃぎゃゃ~~~ なんじゃこりゃ~~ カメラ持つ手がわなわなする~~

ちょうど 夕方6時の寺の鐘が鳴っている頃でした。

 

猫はカメラが嫌いみたいで レンズ向けると逃げるので 

あまり写真撮らなかったのですが これは取らずにいられない。

 

さて こういう時 ボスはどこにいるものなんだ?

観察を続ければ だんだんわかってくるのかな?

 

 

 

先日パソコンにむかう小さい人の背中越しに「猫カフェ」検索の文字が見えました。

大きい方の人のあの時の懸念がふとよぎり めちゃくちゃ笑ってしまいました。

 

どうなる、小さい人

 

小さい方の人の行動観察も同時に始めようかと 一瞬思った私でした。

悪い親とは私のことです

 

 

 

 

 


心ふるえた1日

2015年03月19日 | ⓭ 職人技

先週の土曜日は小さい方の人の通う中学校の卒業式でした。

 

 

小規模のアットホームな学校で、卒業生の保護者だけでなく

参加したい人は誰でも参加していいということなので参加させていただきました。

 

2部構成で 1部は式典、2部は祝賀パーティー形式です。

 

1部の式典では校長が卒業生一人一人それぞれにメッセージを読み

生徒もまた自分の言葉で卒業のあいさつを述べます。

それはそれは正直に、緊張に震えながら、でも堂々と。

すごいぜ、君たち、信じられないよ。

大人だって きっと出来ない こんなこと。

かっこいい、みんな。すごい勇気。

 

 

 

2部のパーティーの準備は保護者の方々の善意のお手伝いで全て成り立っています。

色々な行事や集まりや親の勉強会等の多い学校ですが

全く強制ではなく自由参加で 保護者にとっても いつもとても温かい場所です。

 

 

お父さんお母さんをはじめとする保護者の皆さんの手料理の数々。

 

 

 

こちらの大きなケーキは生徒たちの手作りだそうです。

めちゃくちゃ美味しかった、クリームたっぷりだし、スポンジもバツグン!

生徒の作った桜餅もなんでこんなに美味しく作れるの?って 私唸る、唸る。

 

 

会場中のテーブルにお料理がいっぱい用意されていて、

後方の壁際では 大勢のお母さん達が 朝から隣の調理室の大鍋で作った

温かいシチューや わんこそばみたいに器に盛られたそうめん

それはそれは沢山用意されていました。

食べても食べても 出てくるの。

 

エプロン姿のお母さん達が 誰の胃袋も空っぽにはさせないぞ、と

パーティーの間中ずっと この日1日の時間の全部を使ってくれていたのでした。

温かすぎて泣けちゃう私。

 

準備から 後片付けまで全部ありがとう、お母さん達。

子どもを見守る温かくて優しい心で会場中が満たされていました。

 

前日も当日もなんの手伝いもしない私でしたが、

みなさんの温かいまなざしから

「いいのいいの、こっちは任せて 小さい人と楽しんで」と

言ってもらっているような気持ちがしたのでした。

 

 

帰り道 息子が

「母ちゃん、僕この学校で本当によかった。自分の学校をとても誇らしく思う」

としみじみ言っていたのが またまた私の胸を熱くさせてのでした。

 

小さい人の2年生も今日で終わり。

4月からの1年も またゆっくりのんびりとやっていこうと思います。

素敵な学校に出会えたことに 心から感謝を込めて。

 

 


わーい、もふもふだー

2015年03月18日 | ⓭ 職人技

すごーい、ですだ。

液体せっけんで洗ったタオルがもっふもふなんですわ。

チクチクしない ゴワゴワしない。

生地の弾力がいいのです。ボリュームアップしてるのです。

水分を気持ちよーく吸ってくれるーーーーー。

 

 

頂き物の部屋干し用洗濯洗剤が驚くほど水分を吸わなくて

こりゃどうすべ、と思っていたのですが

一昨日、最後の1本をついに使い終わったので 買っておいた液体せっけんに変えたのでした。

 

 

花粉の季節で洗濯物を部屋干ししているところなので

液体せっけんで臭ったらいやだな・・・・と思っていたのですが

ちーっとも気になりませんでしたわ。

鼻がバカだから?

 

 

でも、いい、このまま液体せっけんでいく。

お値段高めだけど、洗濯の回数を減らして、他のところも工夫してやっていく。

それでなんとかやってみましょ。

 

 

我が家の男チームの小さい方の人、違いの分かる男だからきっと喜ぶだろうな。

ああ、わたくし 今日は心もリッチでふかふかです

いつもこうありたいものです。

 

 


三相女神さまから

2015年03月17日 | ❸ ブラックハナちゃん

なんだかすごーく忙しくなってきました。

だって出会いと別れの季節、ですもの。

 

 

すごく忙しいって言ってるのに、3月末に大阪への参勤交代が決定しました。

殿様に挨拶に行って参ります。

絶対命令なので仕方ありません。

下級で弱小の身の上なので決定権がありません。

 

せっかくですから 楽しんで来ます。

おいしいものをいただいてきます。

もしかしたら ご褒美ととらえるべきなのかも。

前向きな私

 

 

 

そしてなぜか大奥の春日局様から・・・・違うな、それをいうなら北政所様から・・・違うな

ええーーーーと、ゴッドマーザー・・・誰だ、それ?  えーっとえーっと・・・

そうそう、ゼウスの妻、ヘラ様から・・・・って言い過ぎだ。

そうだ、こうしよう。

三相女神さまからなにやら徳の高いお手紙を頂戴いたしました。

・・・もしかして 知らぬ間に 私はまた何かしでかしてしまったのでしょうか。

恐くて2日もスルーしてしまいました。

 

でもこのままではいけないと思い「お手紙受け取りました」のメールを入れました。

だってびびっちゃってお電話出来なかったんですもの。

 

 

今週末はお彼岸なので お墓参りのときにご先祖様に聞いてみようと思います。

恐る恐る、心の中でです。

「ご先祖様、三相女神様は私に何か言いたいことがおありなのでしょうか」と。

 

 

男チームの大きい方の人からは

「あの年になると みんな集大成のようなことをはじめるのだから気にするな」

と言われております。

「うちの連中はみんなあんなんだから」と。

 

・・・そうだった。

お手製の「〇〇家の歴史」と「家系図」を貰ったばかりではないか。

はは~~~っ  家が変わると文化も変わる。

うちのちゃらんぽらんな実家では考えられない文化水準です。

秀じい、こんなところで娘は 生まれ育った家のお気楽さを身に染みてるよ。

 

 

まだまだ 絶対何かおこりそうな そうです、春の嵐がおこりそうな

弥生の月半ばなのでした。