今日から6月です。
ここ数日暑い日が続いてますね。
今日も6月に入ったばかりとは思えないほどの暑さです。
夏を先取りしてるのかな...?
いや、そうではないことを願ってます。
ところで、今朝タカシマフアームに配達用のお米を取りに行ったら、毎月一回発行の「コメッセージ」を貰いました。
No.217ですから発行開始から18年を経過し、19年目に入ったことになります。
「継続は力なり」と言いますが、18年間毎月必ずA4一枚分の「コメッセージ」を出し続けるというのは大変なことです。
本当に頭が下がる思いです。
今日はその中から特に印象に残った箇所を抜粋してみたいと思います。
それにしても今年、5月27日に田植えが終了というのは当農場始まって以来のスピード記録かもしれない.....
ちなみに昨年はその27日からから始めて6月3日で終わってますが、育苗期の低温が影響して使えない苗など300箱以上も余してしまったし、一昨年は計算上絶対余るはず.....のものが田植え終了前日になって足りないことがわかり、他の農家からいくらかわけてもらうハメになってしまうというようなこともありました。
なかなか事は計算どおりにならないものですが、米農家にとって苗が足りないというのは田植えが終わらないということですし、苗がなかったらその分だけ植えないでおこうということにはならないのですよね。
耕した田畑は余すところ無く種をまき、苗を植えて可能な限りの収穫を得ようとする、これは古よりの農業者(百姓)の魂、性みたいなものでしょう。
ところで平成29年度を最後に転作制度を廃止するということですが、さて、どうなることやら......。
私が就農したときにはすでに転作が始まっており、これまで極力稲作農家にお米を作らせない農政という矛盾と付き合いながら米を作ってきましたが、国にとっての優良?農家さんは多くがこの矛盾の中で見事に、立派にコメから離れていってしまいました。
その点では、とかく日本農業(農政)への批判がすさまじいなかで結果オーライかもしれません。
そんなに頑張って作らんでも、ほかのものを作ればお金をやるからと、補助金で誘導され、農家のほうもすっかりそれに飼い慣らされてしまった感があります。
安倍首相はダメな日本農業を再生させるための施策を打ち出そうとしています。
農協組織や各自治体にある農業委員会の見直し、株式会社の農業参入.....
しかし一番ダメなのはこれまで作らせず、食料の自給に本気で取り組まない、農業をお荷物扱いしてきて、農協などを通じて農家をコントロールしてきた政治(政治家)や行政ではないのか?
元来、農家は目いっぱいの収穫を上げようと頑張るものです。
むろんそれが収入に結びつくことを期待してのことですが、たとえそうならなくとも、多くの収穫が得られることがやっぱり無上の喜びにつながっていきます。
後半部分のメッセージは、私もまさにそのように感じてます。
私と高嶋さんが取り組んでいる「農協を通さないで生産・販売する~お米の産地直送販売システムの構築」は、政治家や行政へのささやかな抵抗かもしれません。
田植えも無事終わり、後は4ヶ月後の収穫まで気を抜かずにお米の成長を見守るのみです。
タカシマファームの直売所「ふらり」は6月7日(土)午前11時オープンです。
11月までの土・日・祝日、11時から16時まで営業してます。
国道274号線と千歳川が交差する橋の手前(開発局防災センター付近)にありますので、近くをお通りの際にはぜひ覗いてみて下さい。
ここ数日暑い日が続いてますね。
今日も6月に入ったばかりとは思えないほどの暑さです。
夏を先取りしてるのかな...?
いや、そうではないことを願ってます。
ところで、今朝タカシマフアームに配達用のお米を取りに行ったら、毎月一回発行の「コメッセージ」を貰いました。
No.217ですから発行開始から18年を経過し、19年目に入ったことになります。
「継続は力なり」と言いますが、18年間毎月必ずA4一枚分の「コメッセージ」を出し続けるというのは大変なことです。
本当に頭が下がる思いです。
今日はその中から特に印象に残った箇所を抜粋してみたいと思います。
それにしても今年、5月27日に田植えが終了というのは当農場始まって以来のスピード記録かもしれない.....
ちなみに昨年はその27日からから始めて6月3日で終わってますが、育苗期の低温が影響して使えない苗など300箱以上も余してしまったし、一昨年は計算上絶対余るはず.....のものが田植え終了前日になって足りないことがわかり、他の農家からいくらかわけてもらうハメになってしまうというようなこともありました。
なかなか事は計算どおりにならないものですが、米農家にとって苗が足りないというのは田植えが終わらないということですし、苗がなかったらその分だけ植えないでおこうということにはならないのですよね。
耕した田畑は余すところ無く種をまき、苗を植えて可能な限りの収穫を得ようとする、これは古よりの農業者(百姓)の魂、性みたいなものでしょう。
ところで平成29年度を最後に転作制度を廃止するということですが、さて、どうなることやら......。
私が就農したときにはすでに転作が始まっており、これまで極力稲作農家にお米を作らせない農政という矛盾と付き合いながら米を作ってきましたが、国にとっての優良?農家さんは多くがこの矛盾の中で見事に、立派にコメから離れていってしまいました。
その点では、とかく日本農業(農政)への批判がすさまじいなかで結果オーライかもしれません。
そんなに頑張って作らんでも、ほかのものを作ればお金をやるからと、補助金で誘導され、農家のほうもすっかりそれに飼い慣らされてしまった感があります。
安倍首相はダメな日本農業を再生させるための施策を打ち出そうとしています。
農協組織や各自治体にある農業委員会の見直し、株式会社の農業参入.....
しかし一番ダメなのはこれまで作らせず、食料の自給に本気で取り組まない、農業をお荷物扱いしてきて、農協などを通じて農家をコントロールしてきた政治(政治家)や行政ではないのか?
元来、農家は目いっぱいの収穫を上げようと頑張るものです。
むろんそれが収入に結びつくことを期待してのことですが、たとえそうならなくとも、多くの収穫が得られることがやっぱり無上の喜びにつながっていきます。
後半部分のメッセージは、私もまさにそのように感じてます。
私と高嶋さんが取り組んでいる「農協を通さないで生産・販売する~お米の産地直送販売システムの構築」は、政治家や行政へのささやかな抵抗かもしれません。
田植えも無事終わり、後は4ヶ月後の収穫まで気を抜かずにお米の成長を見守るのみです。
タカシマファームの直売所「ふらり」は6月7日(土)午前11時オープンです。
11月までの土・日・祝日、11時から16時まで営業してます。
国道274号線と千歳川が交差する橋の手前(開発局防災センター付近)にありますので、近くをお通りの際にはぜひ覗いてみて下さい。