北のパラダイス

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姑息な自民党

2014年06月22日 | 集団的自衛権
国民の大部分がサッカーのW杯に関心が向いている隙に、自民党は「集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更」に向けて着々と駒を進めています。

公明党がなかなかウンと言わないため今国会期間中での正式な同意は得られませんでしたが、W杯を隠れ蓑にしながら、次の国会で可決するために次々と裏で布石を打っているようです。

憲法改正という手続きを踏まないで、憲法解釈の変更という前代未聞のやり方で押し通そうというのは姑息というしかありませんが、公明党を抱き込むために国民の目を盗みながらありとあらゆる手を使いながら進めるやり方も姑息ですね。

こんな姑息なやり方を見ているしかないというのも本当に情けないし悔しいです。

何か後ろめたいものがあるからコソコソとやるんでしょうね。

W杯で日本人サポーターの礼儀正しさや道徳的な行動が高く評価されているのに、政権を担っている自民党がこんなことでは日本に対する高い評価が台無しです。

前にも書きましたが、首相と自民党幹部が望んでいるのはアメリカとの協調路線です。

アメリカに付いていれば、たとえ中国や北朝鮮が攻めて来ても大丈夫という、要は思い込みですね。(実際はそんなに甘いもんじゃないと思いますが...)

そういえば、こないだ行われたG7(先進七カ国会議)の写真を新聞で見ましたが、テーブルを囲んで談笑する10名ほどの各国首脳の目線を辿ると、安倍首相だけがオバマ大統領を恋人を見るような目で見ていました。

その他のドイツやイギリスの首相やフランスの大統領などの視線はというと、それぞれ思い思いの方向で、オバマ大統領を見ている首脳は誰一人いませんでした。

このようなほんのちょっとしたことからも、安倍首相の本音を垣間見ることが出来ます。

アメリカの傘の下に入って庇護を受けるためになりふり構わずどんなことでもやる、というのが安倍首相と自民党幹部、そしてそれに追従する一部の野党の現状です。

こんな政府に我々日本人が大切にしているものを託すわけには行きません!!

日本人が血を流すことになる前に、この悪巧みを絶対に阻止しましょう。

今、世界中が日本の行く末を見守っていると言っても過言ではありません。

日本が平和憲法を維持し、日本から絶対に戦争を仕掛けたりしないということは、平和な世界を構築するための道しるべとなるものです。

平和を愛し、高度な技術力と豊かな経済力を有している日本に攻め入って来れる国などありません。

万が一どこかの国が攻め込んで来たら、個別自衛権で対処すればいいんです。

私はそう思います。