北のパラダイス

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北海道の自立その7

2013年06月18日 | 未来構想
北海道独立論を語る時、最後に問題となるのは経済的自立です。
経済の自立なくして北海道独立など夢のまた夢です。

国の借金(地方含む)は現時点で約945兆円もあり(長期債務残高)、北海道の借金も約6兆円(道民一人当り約108万円)あります。
まず借金を返して行くことから始めなければなければなりませんが、そのためには北海道も輸出高超過にならなければなりません。

輸出高超過になるということは、外貨をたくさん稼がなければならないということです。
外貨を稼ぐというのは外国にたくさん輸出するということも含まれますが、メインは首都圏や東北・北陸圏、中部圏、関西圏、中国・四国圏、九州・沖縄圏など、要するに日本全国津々浦々に北海道の商品を輸出(移出)するということです。

首都圏などの大手デパートで「北海道展」を開催すると、農畜水産物や菓子類などは飛ぶように売れます。
弊社がお取り引きさせて頂いている「三越伊勢丹」様のバイヤーさんのお話では、一回の北海道展で億単位が動く店舗もあるそうで、それこそ、血眼になって新たな道産品を探し、常にお客様に満足して頂けるような道産品を出展しているそうです。

食品に関しては北海道産というだけでブランド価値があり、「北海道●●産農畜産物」とか「北海道■■産海産物」と書いてあるだけで売れるそうです。
もちろん、食べて美味しい!!というのが大前提ですが...

ただ、北海道産が手に入るのは、こういったデパートの北海道展とか、北海道どさんこプラザなどのアンテナショップに限られているのが実態で、例えば全国どこのコンビニに行っても北海道産が手に入るという物は多分ないのでは..と思います。

食品に限らずどんな商品でも構わないのですが、全国ベースで売れるような道産商品がたくさん出てくれば、もっともっと外貨を稼ぐことができると思います。

最初の話に戻りますが、まず借金を返すことが重要で、そのためには外貨をたくさん稼いで企業や個人が税金をもっと納める必要があります。(もちろん無駄な支出を抑えることが最優先ですが)

外国に輸出して外貨を稼ぐ事はまだまだハードルが高く、輸出産業として定着するためにはかなりの年月が必要と考えられるので、まずは、道民一人一人が全国や海外に向けて道産商品の広報PR係になるくらいの意気込みがなければ、北海道の経済的自立の実現は難しいでしょう。

言うは易しで実際に行動を起こすのはたいへん難しい事ですが、明日の北海道のためには避けて通ることはできません。
これから、私も道産商品の広報PR係として日本全国に発信を続けて行きたいと思ってます。



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