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関東各地でゲリラ豪雨 東京などで2万4,000軒以上が一時停電

2013年08月13日 | 環境問題
(FNNニュース 2013/08/13 06:21)

 全国的な暑さとなった12日、関東各地では、気温の上昇とともに、大気の状態が不安定となって、ゲリラ豪雨や落雷が発生した。

 12日は、東京を中心に、関東各地でゲリラ豪雨が発生し、東京都の雨量計によると、練馬区石神井(しゃくじい)で、1時間に92mmという猛烈な雨を観測した。落雷も相次ぎ、大田区田園調布では、電柱に落ちた雷により、一部で停電した。雨と雷の影響とみられる停電は、東京・神奈川・埼玉・栃木で2万4,000軒以上あった。

 一方、全国243地点で猛暑日となった12日は、高知・四万十市江川崎で、最高気温41.0度を記録し、6年ぶりに国内の歴代最高気温を更新した。13日も、全国的に気温は平年よりも高く、東海から西では、猛暑が続く見込み。引き続き、熱中症に警戒が必要となる。


【感想】

北海道でもゲリラ豪雨が発生し、道北の天塩町では1時間に72mmという観測史上最大の降水量を観測し、住宅が浸水するなどの被害が出ました。

ゲリラ豪雨発生のメカニズムは、「上空に冷たい空気が流れ込んで地表の温かい(というより熱い)空気とぶつかり、急激に大量の水分を含んだ積乱雲(雨雲)が発生し一気に豪雨となって地表に降り注ぐ」というものです。

近年、ゲリラ豪雨の発生が多発しているのは、今年のような猛暑日が増えていることや、真夏の上空に寒気が流れ込むようになったことが起因していると考えられます。

猛暑日が多くなったというのは温暖化現象が進行していることに起因していると考えられますし、真夏でも寒気が流れ込むようになったのは、昨日も述べたように、北極圏の氷が溶け出て大量の冷たい水が海洋に流れ込んで地球上を還流していることが影響しているのかもしれません。

いずれにしても地球温暖化が着実に進行していることを窺わせる現象ですが、我々人間にはそれを食い止める手立てはありません。

二酸化炭素などの温暖化ガスの排出量を減らす努力をしているとはいっても、温暖化ガスは人為的なものだけではなく、例えばシベリア地方の永久凍土が温暖化で融け出す時に大気中に放出されるメタンガスも、温暖化に拍車をかけているという報告もされています。まさに、温暖化現象がさらなる温暖化を招いているという現れです。

ますます悪化する地球環境や気象状況ですが、生き抜くためにはそれはそれで受け入れるしか術はありません。

昨日も述べましたが、地震や異常気象によって引き起こされる災害については避けて通ることはできないことを肝に銘じ、災害から身を守る術を各々が体得するしかありません。

もちろん、国や地方自治体なども防災や減災に万全を期すことは言うまでもありませんが、まずは個人個人の意識を高めることが肝要です。

これから家を新築または購入する計画のある方は、間違っても海岸沿いや崖下などには住まないようにして下さい。出来れば、地盤の堅固な高台に住まわれることをお薦めします。


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