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北海道農業の実力と魅力

2013年06月04日 | 農業問題
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 北海道の農業は、恵まれた土地資源を活かし、専業農家を主体に、地域の気象や立地条件などに即した多様で生産性の高い土地利用型農業が営まれています。

 厳しい自然条件の下、近代的な農業技術の導入や生産基盤の整備によって気象条件に影響されることの少ない安定した農業経営への努力が続けられ、現在では稲作、畑作、酪農、肉用牛などを基幹とする北方型農業が確立しています。

 平成24年の耕地面積は約115万haと全国の25%を占め、戸当り経営耕地面積では22.3haと都府県平均の約10倍の広さを持っています。一方、農家戸数は約42千戸で全国の2.8%を占めるに過ぎませんが、主業農家は73.0%(全国22.9%)と大規模で専業的な農業経営が展開しています。

 作付面積の比率では、水稲が10%、小麦、てんさい、馬鈴薯等の普通畑が25%、牧草等の飼肥料作物が55%となっており、土地利用型作物が80%と大部分を占めています。また近年は、野菜や花卉等について気象条件を有利に活かし作付面積を拡大してきています。

 農業粗生産額は約1兆円で全国の約12%を占めており、耕種部門では畑作物、米、野菜の順に生産額が多く、畜産部門では生乳が半数以上を占め、生産量は、小麦や馬鈴薯など多くの畑作物で全国一を誇っています。

 さらに、北海道はその冷涼な気候によって病害虫の発生が他の都府県に比べると少ないことから、元々、化学合成農薬の投入量が低く抑えられています。

 また、酪農・畜産が盛んなため、家畜の排泄物と田畑の残滓物を混合した堆肥などを耕地へ投入する、いわゆる有機物施用などによる土づくりも積極的に行われています。

 このように北海道農業は広い農地を生かした低コスト生産が行われ、さらに、冷涼な気候と有畜農業による安心・安全な農畜産物の生産が行われ、我が国最大の食料供給地域として重要な役割を担っています。


-TPPが来ようが何が来ようが我々は頑張り続けます!!-
-いざとなったら北海道独立だ!!-

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