須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

3月20日の須永博士との会話から

2015年03月22日 | スタッフより
また次の旅へ・・・

おととい、3月20日に熊本空港から東京の自宅へ帰った須永博士・・・





出発の朝、その前の日まで降り続いていた雨も止み、青空が広がりました。


(途中、展望所にて)

小国から熊本空港までは車で約1時間ちょっとかかります。
私が運転して、いつも送り迎えをしています。

20日は、「熊本空港のレストランでちょっとホッとしたい」と須永博士が言い、私も駐車場に車を停めて、一緒に行きました。

須永博士は、以前はよくビールを飲んでいましたが、2年前から見事なほど「スパッッ!!!」と禁酒・・・卒酒と言った方がいいのかな、一切口にしていません。

大きな病気をした訳でも、ビールで何か大きなことが起きた訳でもありません。

「天国に行く時には、詩や絵を描く道具のスケッチブックとマジック、それとビールを持っていく」とまで言っていたのが・・・

そのおかげで、今はとっても体調も良く、ビールを飲んでいたころの“翌朝のだるさ”が無いことに喜びを感じているのだそうです。

そんな須永博士が、もうひとつ大好きなのが「甘いもの」。これも分かっているけどやめられない、食べすぎはいけない。でも「美味しい」からなぁ~~~といつも言っています。

なので、熊本空港に向かう車中で「空港のレストランで、ホットケーキ食べて、紅茶を飲みたいなぁ~」と幸せそうに言っていました

そして、大好きなホットケーキを食べながら、この1カ月の中で出逢った皆様との思い出や、これからゴールデンウィークに向けてやりたいこと、自分の目指すことを話していました。

その中で、今回の沖縄での講演会に向けて制作した「日めくりカレンダー」と「マグネット」を、すごく褒めてくれました。こんなに褒められることは滅多にないですし、私が褒められる前に、このアイデアを出してくださっていた沖縄の英子さんや、今回の沖縄講演会を計画して下さった沖縄の皆様への感謝の方が何百倍も嬉しくて、感謝の気持ちで、私の作ったのは、そのご要望を形にしただけ・・・自分の努力は、まだまだです。と話しました。

そこで須永博士が言っていたのが、

「生きる中で、

“上手なようで下手  

下手なようで上手”

という言葉が自分は好きなんだ。

プロが決まった形のものを上手に作ることは簡単かもしれない。綺麗にできるだろう。

だけど、そこに“温もり”があるものを作れるかなんだよね。

“自分にしかできないもの”

“そこでしか、手に入らないもの”

そういうものを作った時、人は喜んでくれる。

その“極意”が大切だ。」

と言っていました。

私は、上手なことは出来ないかもしれない。失敗もある。完璧にできないこともある。でも、「下手なようで上手」を目指そうと思ったら、まだまだ努力は出来そうだな。

そんな話をしながら、

「そうだ!!アトリエで作っていた、あの小さなヒマワリちゃん、須永博士美術館に飾りたいなぁ~~」と言ったら、






↑こちらは、最初に作っていた、直径30cmくらいのヒマワリちゃん


↑こちらが、数日前に作っていた手のひらサイズのヒマワリちゃん



「ちょっと待ってね…」と、バッグの中から…




わ!!こんなにたくさん!!!


「しょうこに見せたのは、最初に作ったものなんだ。東京に帰ったら、もっとたくさん作って、ゴールデンウィークはこのヒマワリちゃん、いっぱい飾るんだぁ~~」と、まだ花びらが付く前の、お顔だけのものを見せてくれました

かわいい~~~

73歳の須永博士おじいちゃん、3月2日におじゃまさせてもらった「ひまわりっ童(こ)ほいくえん」さんでの楽しい時間から、発想がどんどん広がっているのだそうです。

須永博士人生初の、保育園での初の講演会の様子↓

ひまわりっ童ほいくえんさんへ






2015年ゴールデンウィークの展覧会のお知らせ
ゴールデンウィークまで、もうあと1ヶ月ちょっとですね。いろいろな準備も進めます

大山のまみさんとの再会から、今、一緒に何かをしようと計画中です。ゴールデンウィークの中のどこかの一日も、まみさんに来ていただきたいと考えています

皆様に喜んでいただけている「日めくりカレンダー」も、全国各地へ発送しています。

ご注文も受付ております。お急ぎの方は、後払いでも対応いたしますので、ぜひご連絡ください。

日めくりカレンダーのご案内
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