須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

一歩前へ

2022年06月01日 | スタッフより

今日から6月!

ゴールデンウィークから1か月、もうそんなに経ったんですね。

4月の新学期、新年度がスタートして2カ月、新たな環境に立った皆様、慣れてきた頃でしょうか、まだまだこれからというところでしょうか、

心と身体を大切に、今月も一歩一歩、一日一日を歩んでゆきたいですね。

 

須永博士美術館もマイペースに過ごしております。

毎年ゴールデンウィークは須永博士サイン会を開催してきましたが、2020年、2021年に続き今年2022年のゴールデンウィークも開催を見送りました。

 

須永博士は、とても元気で、小国にも来たいと今も東京できっと「早くいきたい!」と思っていることと思います。

ほぼ毎日のように電話かFAXでのやり取りはしています。

いろんな会話の中から、須永博士の80年の人生、そしてこれからの人生への向き合い方が「一人の人間の生き方」として、学ぶことが多いなぁと思います。

 

2022年6月の詩に選んだ作品

 

 

「負けても

まけやしない

くじけても

くじけやしない

だめになっても

あきらめない

わたしの人生

じっと耐えて

立ち上がる

にっこり笑って

一歩前へ」

 

つい先日ですが、須永博士が話していたことを思い出しました。

須永博士が最近、ず~っと考えていることがあるそうで、それは

 

「自分が、つまんないなぁ~と思うとき・・・

それは、自分にマイナスの部分が無いとき、人生がつまんないなぁと思うんだよね。

なにか失敗したとき、うまくいかないとき、悔しいことがあったとき、そういうときのほうが燃える

次はどうしたら成功するだろう、うまくいくだろうと考える。」

 

と。よく以前から「自分が旅をするとき、そして詩を書くときに一番力になるのは 【ハングリー精神】なんだ」と話していました。

それと共通するような思いなんでしょうか・・・

だから、あえて自らそういう状況にするために、冬の一番寒いときに北海道へ行って寒さの中で凍えながら詩を書いたり、

人生の中で思いがけないような困難に出逢ったときや、失敗をしてしまったときに、真剣にそのことを自分で受け止めて心の叫びをスケッチブックに書き留めてきました。

その経験から、旅で出逢ってきた人のために、瞬間的に詩を書き、その人の背中をときにそっと、ときに強く、詩=言葉の力で励ましてきたんですね。

電話での話の続きです。

 「人は、みんな、一人一人の心の中にダイヤモンドを持っている。

そのダイヤモンド、キラッと光るものを輝かせるかそのままにするか

それは、出逢いなんだよね。出会いの中で、ちょっとした会話の中で、その人が這いあがってゆく

一瞬の、一石の、一言の出逢いで そのダイヤモンドが自分の心の中でキラッと小さな光から大きな光となって輝くんだ。

人と向き合ったときに、そのキラッとしたものを感じた時、言葉がこみあげてくる。

詩を作ろうと思って書いているんじゃなくて、湧き上がってきたその人の心を書き留めているだけ。

その人が、そこから積み木のように積み重ねたことが、形になるってことなんじゃないかな。」

と。

 

2022年6月も、皆様にすてきな日々が訪れますように・・・

 

コメント
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