1993年7月~2009年12月までの約16年間、須永博士作品館を守り、多くの方々に須永博士の作品同様愛された「おばぴー」こと大塚フミ子さんが先日、6月17日に天国へと旅立たれました。
81年の人生、フミ子さんの深い愛と明るい笑顔でどれだけ多くの方が救われたでしょう・・・
わたしもその一人です。
「小国の宝」と、小国町のすべての子供たちに愛情を注いでいたフミ子さん、子供たちだけでなく、本当に誰にでも同じように親身になって話を聞いてくれたりアドバイスをしてくれたり・・・
本当に、フミ子さんこそが「小国の宝」だったと思います。
どうぞ、安らかにお休みください。そして、天国からみんなのことを見守っていてください
↑作品館の場所を探していた1992年、大塚さんのご自宅裏にある蔵を「須永博士作品館」にする計画が起き、補修改造して1993年7月にオープンしました。
フミ子さんが主に須永博士作品館にいて下さるようになったのは1998年ごろからで、ただ須永博士の作品を見るだけでなく、フミ子さんに会いに来る方々も本当にたくさんいました。
作品に囲まれ、大きなケヤキの木と水源があり、そしてフミ子さんと話し、心から癒される場所でした。
毎年7月にはここでサイン会もしていました。
ほぼ無休で須永博士作品館を管理してくださっていましたが、「少しゆっくりしたい」と、2009年12月に閉館し、そのあとは蔵を民泊できる宿にして、また別の形で人との出逢いを続けていました。
たまに須永博士美術館に遊びに来てくださったり
わたしも会いに行ったり
↑当時中学生だった娘と。
フミ子さんはいつでも、そしていつまでも元気いっぱいでみんなを明るく照らしてくれる存在だから、まだまだ会いに行けると思っていました。
突然の訃報に、まだ信じられない気持ちもしますが、きっとフミ子さんのことだから、姿は見えなくてもどこからそっと微笑んでくれていると思います。
本当に、これまでありがとうございました。
フミ子さんリクエストで制作した、フミ子さんが大好きな詩
「素直」