2009年度の国立がんセンターレジデント・がん専門修練医を募集中です。東病院の定員は内科外科合わせてレジデントが15人、がん専門修練医(シニアレジデント)が15人です。応募の締め切りは9月12日ですので、全国の若い先生方の応募をお待ちしています。詳しくは国立がんセンターのホームページをご覧ください。
2008年8月26日に放射線医学総合研究所で開催された膵がんに対する重粒子線治療に関する研究班会議に参加しました。重粒子線は高いエネルギーを膵がんに集中して照射することができるので高い治療効果が期待されています。
現在進行中の膵がんに対する主な臨床試験は、局所進行膵がんに対する重粒子線照射+抗がん剤ゲムシタビンの短期投与法です。重粒子線の線量は固定してゲムシタビンを増量して効果と安全性を確認する試験です。これまでには大きな副作用は出ていないようです。
現在進行中の膵がんに対する主な臨床試験は、局所進行膵がんに対する重粒子線照射+抗がん剤ゲムシタビンの短期投与法です。重粒子線の線量は固定してゲムシタビンを増量して効果と安全性を確認する試験です。これまでには大きな副作用は出ていないようです。
2008年8月22-23日金沢市で開催された第35回日本膵切研究会に参加しました。今回の研究会のテーマは尾側膵切除(=膵体尾部切除)と腹腔鏡下膵切除でした。
最近私たちの施設でも尾側膵切除では自動縫合器を用いることが多くなりましたが、全国的にも自動縫合器を用いる施設が増えていました。これには腹腔鏡下膵切除が増加していることも強く関係しています。自動縫合器による尾側膵切除で最も症例数が多く成績が良好だったのは埼玉医大でしたが、そこではTLHという自動縫合器とネオベールという吸収性のシートを膵切離部に用いて膵組織の挫滅を予防しながら膵を切断していました。また東京医大のグループは自動縫合器で切離した後に主膵菅を同定して結紮することを推奨していました。その他にも非常に勉強になる研究会でした。
最近私たちの施設でも尾側膵切除では自動縫合器を用いることが多くなりましたが、全国的にも自動縫合器を用いる施設が増えていました。これには腹腔鏡下膵切除が増加していることも強く関係しています。自動縫合器による尾側膵切除で最も症例数が多く成績が良好だったのは埼玉医大でしたが、そこではTLHという自動縫合器とネオベールという吸収性のシートを膵切離部に用いて膵組織の挫滅を予防しながら膵を切断していました。また東京医大のグループは自動縫合器で切離した後に主膵菅を同定して結紮することを推奨していました。その他にも非常に勉強になる研究会でした。
私のホームページのトップページの写真は富津岬から東京湾および富士山を見たものです。この富津の景色は私の知っている千葉県の絶景ポイントの一つです。千葉県以外から国立がんセンター東病院に研修に来ているレジデント達の多くが、千葉の有名な観光地を知らないまま地元に帰ることが多いのは残念です。そこで私の思いつく千葉の絶景ポイントベスト10をまとめてみました。
1.富津岬(展望台)からみた東京湾と富士山
2.館山洲崎灯台付近からみた東京湾
3.「波乗り道路」こと九十九里有料道路の真亀ICからみた九十九里浜
4.鴨川のリアス式海岸・鴨川松島
5.旭市飯岡刑部岬展望館からみた九十九里浜
6.勝浦ブルーベリーヒルからみた太平洋
7.銚子マリーナと屏風ヶ浦
8.海ほたる
9.アパホテル&リゾート東京ベイの最上階スカイクルーズマクハリ
10.国立がんセンター東病院からみた富士山と筑波山
1.富津岬(展望台)からみた東京湾と富士山
2.館山洲崎灯台付近からみた東京湾
3.「波乗り道路」こと九十九里有料道路の真亀ICからみた九十九里浜
4.鴨川のリアス式海岸・鴨川松島
5.旭市飯岡刑部岬展望館からみた九十九里浜
6.勝浦ブルーベリーヒルからみた太平洋
7.銚子マリーナと屏風ヶ浦
8.海ほたる
9.アパホテル&リゾート東京ベイの最上階スカイクルーズマクハリ
10.国立がんセンター東病院からみた富士山と筑波山
先日英国ロイヤル・バレエのプリンシパルである吉田都さんの主演するバレエを見る機会がありました。吉田都さんの重力を感じさせないほど軽やかで華麗な舞は、バレエ鑑賞初心者の私にもかなり感動的でした。例えば基本の回転の動きは他のバレリーナとそんなに違うわけではないのに、見た印象が本当に違うのです。
基本的に同じ動作でも、足先から手先まで、重心の移動、顔の表情など細かいところでやはり大きく異なっているに違いありません。これがプロの技術というものなのでしょう。私たちの仕事である手術でも、少しの違いでも大きな違いがあります。ですから常に高いレベルのプロの技術を目指して手術の腕を磨く必要があると思います。
基本的に同じ動作でも、足先から手先まで、重心の移動、顔の表情など細かいところでやはり大きく異なっているに違いありません。これがプロの技術というものなのでしょう。私たちの仕事である手術でも、少しの違いでも大きな違いがあります。ですから常に高いレベルのプロの技術を目指して手術の腕を磨く必要があると思います。