2022年12月17日午後に恒例の東海大学肝胆膵外科研究発表会を開催しました。
今回は大学から7題、八王子病院から3題、そして消化器内科の荒瀬先生の特別講演の計11題の発表がありました。
私は腫瘤形成型肝内胆管癌切除70例の外科治療成績と予後因子について検討した結果を発表しました。
肝内胆管癌の5年生存率は44%でした。リンパ節転移陽性、肝内転移陽性、切除断端がん陽性、そして血管浸潤陽性が有意な予後不良因子であり、多変量解析ではリンパ節転移陽性が独立した予後不良因子でした。つまり、リンパ節転移があった場合が最も再発して亡くなる危険性が高いのです。