旅や出張に出かけると、よくその土地にあるミュージアム、博物館や記念館に出かけた。
2003年、青森県に出かけたとき「寺山修司記念館」に行った。
東北本線の三沢駅からバスに乗って向かった。
三沢には米軍三沢基地がある。その脇を通って行った。ジェット機の音が響いていた。
記念館は小川原湖の近くに建っていた。
外観が奇抜である。
内部も変わった作りになっていて、おいてある展示物も人形など変わったものがある。
もちろん、彼の作品や舞台自体が変わっていたからだと思う。
机がたくさん並んでいて、引き出しを開けると彼の足跡がわかる原稿や写真が入っている。
舞台も作品も見たことはなかったが、青森出身で世界的にも注目されていたと思うので、関心があったのだと思う。
その後、彼の名言集というものがまとめられたものが出されたので、買ってみた。
寺山修司は、1935年に青森県に生まれ、1983年に47歳で病気で亡くなった。
彼は劇作家、詩人、歌人で、たくさんの作品を発表している。
有名な短歌に、
「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」がある。
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