皆様おはおようございます。今日は、食料自給率について書きます。農林水産省がカロリーベースの食糧自給率の目標を、2020年までに50%としていたのを、2025年までに45%に引き下げました。ただ、この食料自給率はほかにも生産額、重さなど基準はいろいろあり、それぞれの基準で、意味あいが違ってきます。たとえばカロリーベースでは、主食の生産が重視されてきます。生産額ベースでは、付加価値の高い作物が後押しされてきます。TPP交渉が妥結して、安い農産物がたくさん輸入されるといわれています。一方で国産品の人気も安心から根強いところがあります。視点を変えて生産者の立場で考えると、生産性が高くもうけが出やすい作物が推奨されたりします。そんな中、生産性が低くても循環農業など理想の農業を目指す方も中にはいらっしゃいます。こういった農業も、人気が出て付加価値が高まってくると、生産する農家が増えてきたりすることもあるのかもしれません。いろいろな事情から生産されている日本の農業、いろいろな指標でいろいろな面から考えていった方がよくなるのではないか、と考えました。今日は食糧自給率について思ったことをお話ししました。