
東京ミッドタウン(東京都港区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
抽象的な話ですいません。
「夏と言えば何!?」
「理想の異性ってどんな人!?」
「幸せって一体どんなものなの!?」
…このように、世の中には正解のない問題があるものです。
もっと言うと、正解が無数にあり、どれを取ってもよい場合だってあるわけです。
自分のやっていること、やってきたことが正しいかどうか、
壁にブチ当たる、あるいは否定や誤解、不正解が続くといろいろと考え、堂々巡りをしてしまうのが、私達というものです。
さて、向上心と問題意識は、必ずセットになっているものです。
より良くしたいものがあればこそ改善点を探し出す必要があるわけで、
さらに言えば、答えも同時に探りにいく態度、これがあってこそ、向上心が満たされていくわけです。
しかし、です。
答えや解決策がいくつもあれば、
当然、掴み所がなく得体が知れないものに苦しめられ、
しまいには答えを探すことを忌避したり、無関心になってしまいます。
こういうわけで。
「自分の意見がない、持てない、持ちたくない」という場合、
問題になっていることが本当に知らないのか、
問題に向き合うことに対してどこかトラウマめいたものがあるのか、
答えを出すことそのものに疲れてしまったのか、
これが把握できれば、必ず向上心が伸びていくきっかけになったりするのです。
自分であれ、他人であれ、
意見を言えば、責任を背負うことになりかねません。
また、「結果として意見が間違っていた」という経験があるほど、
意見を持つことに対して、どこか躊躇してしまいがちです。
しかし、意見を持つことと、意見を口に出して言うことは別問題なのです。
言いたい意見だけ言っていればよい。
自信のない意見を口にしたところで誰も幸せにならないのは、目に見えていますよね。
だからこそ、
「思ったことを言おう」
「伝わらなければ意味がない」
などと、無理をする必要は全くないのです。
そのかわり、出来るだけ問題意識、言い換えれば自分の意見を持つようにすることです。
自分の意見があれば、必ず正解が出ます。
そして、前述の通り、その正解だって一つとは限らないのです。
「自分はこう思った」
「あれはおかしい」
「これがしっくり来る」
頭に浮かべるだけなら、なんのバチも当たりませんし、無罪です。
問題意識を持てば、必ずなんらかの果実が得られます。
自分の意見すら持てないのは、とても勿体ないこと。
思考を巡らすことそれ自体、価値のあることなのではないでしょうか。