猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

日本理学療法学術大会の座長は???

2013-05-25 01:02:29 | 研究
日本理学療法学術大会に参加するために、名古屋にきています。

沢山の演題数があるために、多くの座長がおられます。座長の名前をみておもうことは・・・

1 座長の専門とぴったり合っている
2 この座長の専門と、実際の演題内容は違うのではないの???
3 このひと誰???

1は、頑張っている若手の登用もあり、素晴らしいと思います。
2は、なかなか難しいところがあるのですね。私も一度、全国学会で座長を配置する役をしましたので、ご足労はよくわかります。
問題は3です。日本理学療法士協会という職能団体がおこなう学術大会ですので、すべては業績でなくてもよいかもしれませんが、座長は単に進行役ではありませんので、その専門家であるべきですね。

座長は、単に進行役ではなく、発表者が座長の先生から最高のコメントをもらえるようにつとめる必要性がありますね。

では・・・・単に私が知らないだけかもしれませんが・・・・

 



臨床実習とは・・・養成校がきちんとするべきである。

2013-05-25 00:50:43 | 臨床実習
臨床実習は、いろんな方法で行われています。
なにが良いかはいろんな意見があると思いますので、ここではふれませんが・・・・

本学で一番大切にしているのは「臨床実習は学内教育の体験学習である」であります。

これはすごく大切なところであると思います。

臨床実習施設で本学よりも優れたところがあったとしても、学内教育の継続でなくてはいけないわけです。なぜならば、臨床実習の単位を与えるのは養成校だからです。

そのため、臨床実習施設の先生方には、本学の授業内容を伝えて、学内教育と臨床実習に相違がないように調整するべきです。

私が絶対にいけないのは、養成校の先生が「実習の方法は施設側の方法でお願いします」ということです。学生は、そんなに臨機応変にできません。きちんと、学内教育の内容を自信をもって臨床教育に反映することです。

私は、学科長として、学生のなみだをみることがあります。その時、私もいろいろ感じます。

学生のなみだが、臨床実習で感動したなみだ、もっとできると思っていただけれどできなかったための悔しなみだ であることはよい涙です。

学内教育が臨床実習に全く反映できないために、どうしたらよいかと悩むなみだであってはいけません。

養成校が臨床実習内容にもっともっと意見をするべきです。

では・・・