数年前に大流行したケークサレ。基本的にしょっぱい系のものに目がない母に作って作って攻撃をされ何度か作りましたが、よく出回っているレシピだとはっきり言っておいしくない。
食感悪い・味に深みなし・風味もへったくれもないとけちょんけちょんに言われ、これは具材をあれこれいじるより生地自体を根本から変える必要ありという結論に至りました。
ところで、ケークサレ(cake sale)とはフランス生まれの塩味のケーキ。チーズや野菜、肉などを混ぜ込んだいわゆるお食事ケーキです。
ちなみに甘いケーキはケークシュクレ(cake sucre)と呼ばれ、シュクレは砂糖を意味します。
一般的なケークサレは油脂にオイルが使われるのが特徴です。あとは、あくまで私の主観ですが水分量(卵や牛乳)が粉に対して結構多めのイメージ。
きっとこの辺りが家族の不評を買った原因だと当たりを付けて、オリーブオイルをバターへ変更したり牛乳を減らしたりしてできあがったのがこちら。
きめ細かくしっとりした生地。
家族もこりゃうまーい!と。どや。
上の写真は一晩置いてからカットしたもの。
しかし、これ焼き立ても食べたいですよね。“お食事”系ケーキなのだからできたて熱々を食べるというのは至極当然のこと。
そんなわけで火傷も恐れずにカットしたのがこちらです。実際は立ち上る湯気が一層食欲をかき立てる一枚となっているはずなのですが、まあ写らないよね。
焼き立てはほわほわなので断面が粗いのはご愛嬌。
「今しか味わえない」という希少感も加わって、さらなるおいしさ。笑
とはいえ、両者を比べるのはかなり難しい。できたても一晩置いたものもそれぞれ秀でる部分が異なるので、どちらもぜひ味わってもらうのがよいでしょう。
覚え書き
薄力粉100g B.P.4g 卵2個 砂糖20g 塩2g 胡椒少々 粗挽き黒胡椒適宜 ケチャップ10g
バター60g 牛乳20g とうもろこし約半本分 ベーコン2枚 スモークチーズ30g(細かく刻む)
かーなーり前に作ったのでちょっと記憶が定かでないのですが、たぶん
卵をボウルに割り入れ泡立て器で混ぜたら砂糖・塩胡椒・ケチャップ・牛乳を加えてぐるぐる混ぜ、粉類→溶かしバター→具材の順にゴムべらでさっくり混ぜていく感じだと思います、きっと。
ベーキングパウダーがちょっと多めに入っているのでそんなに頑張らなくても膨らむと思います。ただし粉類を加えた後は練らないというのは押さえておきたいポイントです。
このケークサレ、毎年夏にいただく絶品とうもろこしが入っています。というわけで作ったのは夏休み☆
パーティにもおすすめのケークサレ。クリスマスにいかがですか?
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甘くない系はあまりお得意ではないのですね~確かによく見かけるケークサレは美味しくないものが多いような気がします(笑)
ぜひtaecoさんにも召し上がってみてもらいたいです~~☆