こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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怒濤の3月。

2009-03-14 00:08:58 | 訪問看護、緩和ケア
年末年始と、かなりハードなスケジュールで過ごしましたが、1月の初めにはすっかり静かな日々となっていました。
亡くなられた患者さんや、入院入所された患者さんも多く、スタッフの勤務表も、珍しくぽつぽつと空欄が目立っていました。
今のうちに、いつもできない書類の整理や居宅の整理なんかもできて、褥創用のパットのストックも結構作れたりしました。
あんまり落ち着いていて、新患さんも少ないし、どうしたんだろう・・?と不思議になるくらいでした。
めぐみ在宅の小澤先生に聞いても、「うちも、年末年始に逝かれた方が多くて、今はすごく静かです。でも、大嶽さん、これは嵐の前の静けさせすよ。すぐにまた大変になりますよ」と言っていました。
地域の病院の連携室も「うちも、今はウソみたいにみんなおちついているのー」とのことでした。
だいたい、訪問看護って波があって、本当に潮が満ちるように新しい患者さんが押し寄せ、怒濤の波にもまれていたかと思うと、一斉に潮が引くように亡くなっていってしまうんです。
うちは、11月と1月にスタッフが2人増えたので、「新患さん今ならいつでもうけいれOK」とか言って余裕をかましていました。
・・・が、2月の後半から新患依頼が増え始め、3月に入ってからは毎日2件3件の相談が入るようになりました。
「わー!!なんなんだ!」という感じで、訪問や会議から帰ると、机の上に相談用紙が何枚も置いてあるんです・・・

そして3月なかば。つかれてます・・・
夜は眠気に勝てないので、ブログの更新もできずバタンキューでした。
3月の新患さんは、今わかってるだけでも13人です。
だんだん、わけがわからなくなってきて、いったい誰を担当にしたのか、どんな患者さんだったのかも、しばらく考えないと出てこなかったりします。
そろそろ、みんなの勤務表の空白がなくなってきました。
これからの患者さんの振り分けに頭を抱えています。
4月になれば、勤務日数を増やしてくれるナースと、産休明けのナースが帰ってきますので、少しは大丈夫かな・・・

しかし、新患さんの80%がターミナルの方っていうのは、時代の変化を感じてしまいます。

だって、10年前は寝たきり老人や、リハビリ目的などの、長く穏やかに経過する人のほうが、はるかに多かった気がします。
ターミナルの方は、全体の2割くらいじゃあなかったでしょうか・・

あまりの出入りの激しさ、速さに追い付けません。
そのうえ、今は区内の作業所の健康相談めぐりもあり、さらに事業所説明会やら、地域連携会議やら、認定審査会やらステーション連絡会やら、行政との会議なんかで、ステーションにいられる時間が少なすぎますー!!

うちもスタッフの人数が増えて来ると同時に、利用者数も増えています。
チーム分けにするとか、リーダーを決めるとか、なんか考えないと、把握する患者が多すぎて、緊急当番が悲鳴を上げています。

なんか、もっと効率的に分担する方法はないものでしょうか??

アー・・ダメです。睡魔が・・・
もっと書きたいことあるのにな・・・