北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[本部直接指導 NO13 札幌市・エルプラザ教室]

2013年11月03日 | [本部直接指導]

『5人・6人の指導の時もあり、30人・40人の指導の時もあります ひとつひとつにその教室の指導者の色があり、楽しいです』

大阪と奈良の教室を指導を終え、8日間ぶりに北海道に戻りました。
札幌で一泊し、11月1日の朝「エルプラザ教室」の
直接指導に行きました。
この間の移動で少し疲れ気味でしたが、
その疲れも実践者と直接出会うことで飛んで行きました。


札幌は現在、T・K・Tの全国実践者数の4分の1近くが
実践しています。
今回もエルプラザ3Fの会場には、たくさんの生徒さんが
集合しました。


10時に始まり12時近くになりましたが、
私の身体の話や実技指導に熱心に耳と身体を集中
してくれました。


今回は第4運動の目的や第5運動の呼吸のあり方を中心に
講習しましたが、札幌の指導者が日常的にしっかり
指導していることが実践者の動きを見て良く分かりました。


「人間として終生二足歩行をめざす」T・K・Tの運動理論と
運動実践は科学的根拠に基づいていますが、普及活動は大変
地味であると発案者自身がそう思っています。



『ひとりひとりの身体はひとりひとり別々です。そのことを大切にしない指導は指導ではありません』


今回の札幌エルプラザの生徒さんからとてもうれしく、
勇気付けられる話がいくつもありました。


『私はT・K・Tの考え方の「終生二足歩行」という言葉に
 ひきつけられて始めようと思いました』と、
30歳代の女性でしたが、若くとも私たちの目的を理解できるのだと
うれしく思いました。

『二歳から足に障がいがあるのですが、この体操はリハビリとして
 続けようと思っています』
60歳代の女性で、ゆっくりしっかりと自己の身体と対話しながら
体操をしていました。
彼女の実践は理屈なしに私たちを励まし、勇気付けらます。
私より少し人生の先輩と聞き驚きましたが、
人生を大切に過ごされていることがとても感じられ、
よい出会いをいただいたと再会が楽しみです。



T・K・Tの実践者の多くは、「元気で病気などしたことがなく、
身体に自信がある」集まりでなく、「何らか身体に事情があり、
それを克服しょうとしている」人たちの集まりだと思います。


こんな話も聞きました。
『東京の姉と久しぶりに会いましたら、あなたは歩く足の回転が
 がとても速くなったし、身体全体がとてもしっかりしてきていると
 言われた。体操のおかげだと思っています』



見学者の方からこんな話も。
「円山リラクリニック院長の森田先生から勧められて
 この体操を知りました。森田先生も札幌の指導者の方もとても
 素敵な方で安心しました。慌てずゆっくりと身体に向かい、
 T・K・Tに通おうと今日思いました。」


『目的が違えば同じように見える体操でも指導が違ってきます 目的がなく動きだけを指導するのは専門家ではありません』

私たちはの人生の目的は「健康になるため」ではありません。
生きるための目的はもっと別なところにあり、
自己の身体を客観的見つめる、心と時間の余裕などなかなか
ないのが現状です。


ただし、言えることは
「その私の人生をともに歩くのは私のからだ以外にはない」と
言うことです。
「私の身体(からだ)が一番」だと思える健康観であってほしいものです。


一週間に一回「自己の身体を見つめる」時間を持つこと。
これはとても大変な自己改革なのです。










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