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『5人・6人の指導の時もあり、30人・40人の指導の時もあります ひとつひとつにその教室の指導者の色があり、楽しいです』
大阪と奈良の教室を指導を終え、8日間ぶりに北海道に戻りました。
札幌で一泊し、11月1日の朝「エルプラザ教室」の
直接指導に行きました。
この間の移動で少し疲れ気味でしたが、
その疲れも実践者と直接出会うことで飛んで行きました。
札幌は現在、T・K・Tの全国実践者数の4分の1近くが
実践しています。
今回もエルプラザ3Fの会場には、たくさんの生徒さんが
集合しました。
10時に始まり12時近くになりましたが、
私の身体の話や実技指導に熱心に耳と身体を集中
してくれました。
今回は第4運動の目的や第5運動の呼吸のあり方を中心に
講習しましたが、札幌の指導者が日常的にしっかり
指導していることが実践者の動きを見て良く分かりました。
「人間として終生二足歩行をめざす」T・K・Tの運動理論と
運動実践は科学的根拠に基づいていますが、普及活動は大変
地味であると発案者自身がそう思っています。
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『ひとりひとりの身体はひとりひとり別々です。そのことを大切にしない指導は指導ではありません』
今回の札幌エルプラザの生徒さんからとてもうれしく、
勇気付けられる話がいくつもありました。
『私はT・K・Tの考え方の「終生二足歩行」という言葉に
ひきつけられて始めようと思いました』と、
30歳代の女性でしたが、若くとも私たちの目的を理解できるのだと
うれしく思いました。
『二歳から足に障がいがあるのですが、この体操はリハビリとして
続けようと思っています』
60歳代の女性で、ゆっくりしっかりと自己の身体と対話しながら
体操をしていました。
彼女の実践は理屈なしに私たちを励まし、勇気付けらます。
私より少し人生の先輩と聞き驚きましたが、
人生を大切に過ごされていることがとても感じられ、
よい出会いをいただいたと再会が楽しみです。
T・K・Tの実践者の多くは、「元気で病気などしたことがなく、
身体に自信がある」集まりでなく、「何らか身体に事情があり、
それを克服しょうとしている」人たちの集まりだと思います。
こんな話も聞きました。
『東京の姉と久しぶりに会いましたら、あなたは歩く足の回転が
がとても速くなったし、身体全体がとてもしっかりしてきていると
言われた。体操のおかげだと思っています』
見学者の方からこんな話も。
「円山リラクリニック院長の森田先生から勧められて
この体操を知りました。森田先生も札幌の指導者の方もとても
素敵な方で安心しました。慌てずゆっくりと身体に向かい、
T・K・Tに通おうと今日思いました。」
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『目的が違えば同じように見える体操でも指導が違ってきます 目的がなく動きだけを指導するのは専門家ではありません』
私たちはの人生の目的は「健康になるため」ではありません。
生きるための目的はもっと別なところにあり、
自己の身体を客観的見つめる、心と時間の余裕などなかなか
ないのが現状です。
ただし、言えることは
「その私の人生をともに歩くのは私のからだ以外にはない」と
言うことです。
「私の身体(からだ)が一番」だと思える健康観であってほしいものです。
一週間に一回「自己の身体を見つめる」時間を持つこと。
これはとても大変な自己改革なのです。
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