北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

≪2016年 本部直接指導 NO10北海道札幌「手稲区教室」・NO11札幌「西区教室」≫

2016年09月28日 | [本部直接指導]


今月最後の直接指導でした。
手稲区民センターにて10時開始の指導でしたので、
朝6時に黒松内町を出発しました。


国道393号線を走るのは今月3回目。
紅葉はまだ早く、色づいていませんでしたが、
景色を見ながらの気持ちのよいドライブでした。


手稲教室はまだ新しいのですが、
区民センター付近の立地条件もよく、
これから広がっていく予感をしました。



直接指導開始と同時に、
一人の女性が私の近くで椅子に腰掛けました。
「膝や股関節に問題があるのだんな・・。」
と思いました。


もう一人遠くのほうで椅子を用意する女性がいました。
するとご年配の女性をゆっくりと座らせました。


事前に指導者から聞いていなかったので、
見学者の方だと思っていました。
遠くのほうから熱心に私の話に耳を傾けて
下さっていました。



指導後にわかったことですが、
実践者の母親だったのです。

家庭で介護を続けているそうで、
手稲教室に娘さんが連れてきて、
いっしょに体操を続けているのでした。
それで実践者たちも普段のことだから、
自然に接していたのだとわかりました。



手稲の指導者の彼女たちへの理解と
高齢の女性(なんと89歳でした)の意思の強さと
からだへのいたわり、そしてその母を少しでも
元気で動けるからだであったほしいと願う娘さんの
行動に感激しました。


T・K・Tは基本的に「健常者」のために考案した
体操ですが、からだに障害がある人たちも
リハビリとして実践されています。
その効果も出ていて、継続して実践をされて
いる方が増えてきました。


私たちの活動が社会に対して大きな影響力はないにしても、
各地域における「健康づくり」に貢献しているのだと
今回の親子と出会うことで確信しました。




日本の健康を取り巻く情勢は、現在未来とも
私は厳しいものがあると思っています。


「健康・介護保険制度」が充実するとは思えない状況や
各家庭における介護の問題もより困難状況を
迎えることと思うのです。


「より健康で健やかに暮らしたい!」
こんな人間として当たり前の願いをかなえる政治で
あってほしいものです。


●来月の予定

10月 1日(土)  北海道蘭越町「幽泉閣」にて講習会
   13日(木)  T・K・T研修
   26日(水)  北海道岩内町 直接指導
   28日(金)  北海道札幌市 直接指導
   31日(月)  大阪門真市  直接指導予定
11月 1日(火)  奈良生駒市  直接指導予定
   

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