京亭・寄居駅から徒歩10分位の荒川に面した丘の上に有る料理旅館。
ホームページは有りません。
京亭には雑誌を見て、数年前(6・7年)の鮎の季節に泊まり行こうと思い、電話をかけて見るとすでにいっぱいとの事その時は諦めてしまった。
先日ふみえさんの鮎が食べたいのリクエストで思い出してランチ予約の電話を掛けて見る。
わたし「××日の昼は空いてますか?」
京亭 「あいにく満席でございます」
わたし「では××日は」
京亭 「その日も満席でございます」
わたし「では日曜日で空いている日は有りますか」
京亭 「7月29日でしたら空いております」
わたし「その日でお願いします」
そんなやり取りが有ったのが3か月位前。
以前もそうで有ったが鮎の季節の土日は殆ど満席のようで有ります。
純和風の歴史を感じる建物、 玄関のたたきには水が打って有ります。 |
玄関を入るとガラスの花瓶に、 トルコキキョウや車百合などの花が豪快に活けて有ります。 |
松を中心に手入れの行き届いた庭、一番奥に見えるのは荒川です。 |
風格ある建物、 昭和8年の建築だそうです。 |
部屋へ通されるとなんだか京都の老舗旅館の部屋に通されたような感じがしました何とも渋いです。 |
いよいよお料理です。 先ずは先付・ジュンサイ 苦うるか(鮎の内臓の塩辛)日本酒のあて暖かいごはんにも会います。 鮎の甘露煮定番で一年を通して出されるそうです。 アルコールフリー |
続いて八寸 焼きエビ・鮎の南蛮・枝豆・ウニ・エシャレット。 |
鮎の一夜干し 美味しかったけど一寸塩がきつかった。 |
炊き合わせ 冬瓜・オクラ・エビ これはとても美味しかったです。 |
出ましたメインディッシュ鮎の塩焼き1人2匹ずつ。 |
本蓼酢も付いて焼き具合と言い言う事なし、 ただ有りがたく頂くのみ。 |
涼しげな鮎のお刺身。 |
カニと玉ねぎの石焼 カニしんじょのざっくり版と言った感じ、 石ごとオーブンに入れて焼いたものとても美味しかった。 |
鮎のフライ うーんまずまず。 |
蒸らす事しばし。
京亭名物鮎ご飯 有に4人前は有ろうかと言うご飯の量と3匹の鮎。 |
鮎ご飯 女将が丁寧に処理をしてます。(内臓もはいったまま炊いて有ります) おこげも程よく絶妙な味わいです。 しあわせ。 |
歴史の有るお店だけあって確かな伝統に裏付けされた全体的にしっかり目の味付け、久しぶり日本料理を頂いて幸せな気持ちに成りました、ご馳走様でした。
*鮎は以前は荒川の鮎を使っていたそうですが、今は釣り人が持ち込んだ鮎を買い取っているそうです。
ですから産地は不明、一寸残念ですが仕方ないですね。
込々9450円
産直編へ続く。