『わたし出すわ』。

『わたし出すわ』を観てきた。

お金にまつわるエトセトラ。

友達から、自分の夢のために、
「私がお金を出してあげる」
と言われたら、あなたはいったいどうするだろうか？
それも1000円2000円なんて額じゃなく、数百、数千万円単位だったら？

お金は人にとって生きていくために必要不可欠なものだ。
ご飯を食べる、服を着る、住居を構える。どれをとってもお金がかかる。
お金というのは、人間関係を円滑にするものだ。
物を手に入れる。その代わりにお金を渡す。
人に何かをしてもらう。その代わりにお金を渡す。
何かを祝う。その気持ちを表すためにお金を渡す。

映画の中で、主人公は、言葉のお礼にお金を渡す。
昔かけてもらって、自分の人生を変えてくれた友達にお金を渡していく。
けれど、そのお金が人を幸せにするかどうか、それはまた別の問題なのだ。

お金は幸せではない。
ただ、使い方によっては幸せに繋がる。



そして、忘れちゃいけないのは、その幸せの影で、誰かが不幸になっていることだってあるということだ。