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Olympus PEN EEレストア⑥。

2011-02-18 22:12:53 | ジャンクカメラ
※このブログは、あくまで個人的な覚書であり、このブログを参考にして修理・分解を行ってカメラが壊れてしまっても一切責任は持ちません。


<改造(つづき)>
6)もう一息っつっても、もう後は組み立てるだけ。
でも、その前にちょっとチェック。果たしてちゃんとアモルファス太陽電池が働くのかどうか?
リード線を露出計に繋いでみる。
。。。針はクスリとも動かず。
(._. )
LEDライトを照射してみる。
ググッと針が振り切るまで動く
(゜〇゜;)ニョ!
これはひょっとしたら、この太陽電池では電流量が足りんのかもなぁ。。。
てことは、取れる写真は露出オーバーになってしまうかも。。。
あんまり関係ないかもしれないけれど、受光部と露出計を繋ぐリード線には1.4kΩの抵抗器がかまされている。電圧の調整用やと思うけど、アモルファス太陽電池の発電力では逆に邪魔かも、と取り外す事にした。
色々ちょっと不安になるけれど、来るとこまで来てしまってるし、そのまま作業は進行する。
7)ここから先はこれまでの手順を逆に辿って組み立てていくだけ。ただし、セレン受光部には下図のような部品が入っていたんやけど、これはあえて外したままにする。この部品はセレン光電池を覆って受光面積を調整する事でフィルムのASA感度の設定に使っていたもの。でも、俺がこのカメラで使うフィルムは大体ISO100か200。それに、アモルファス太陽電池の起電力の弱さを考えると、あんまり覆う意味は内容に思う。
それと、セレン受光部は改造するために、穴を開けたり削ったりしてるのでたぶん引っかかったりすると思われる。そうなるとまたメンドクサイし、もう、取り外したままにして置くことにした。

で、とりあえずレンズユニットが再組立て完了。

8)さて、組み立てる前に、この時点でモルトの交換をしておく。
モルトが張られている位置は、写真の赤線で示した部分。ただし、ファインダーのところについては当たり前ながら、内面に張ってる。あと、底部に貼り付けるモルトの形はちょっと複雑なんで、CranlShaft!のモルト張り替えの型紙を使わせてもらった。ものすごく助かりました。



後は、グイグイ組み立てていくだけ。気をつけなければいけないのは、リード線の取り回しぐらい。機械部分に当たらないように気をつけながら組み入れていく。

さて、これで改造型Olympus PEN-EEが完成!


当然ながら見た目は特に変化無し。
でも、少なくとも見た目のPENらしさは損なわずにすんだ。



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