おとぼけむーさん

むぎが大声で鳴いてる。

２階の書斎から聞こえるっぽい。

高くてよく通る声。そのトーンから、呼んでるように思える。



緊急事態かとも思い、急いで書斎に急行！

普段、ちびコタと比べて、自己主張が少ないむぎ。

そんなむーさんが、何やら大声で呼ぶんだもの。何か起きたと思うのが普通かと。

書斎に行ってみると




書斎に着いた時には、しーんと静かになってた。

おまけにいないし。

寝室、トイレ部屋と、確認してみるもいない。

「おっかしいなー？」と言いつつ、書斎に戻ったら、いましたよ。椅子の下に。それも隠れるように。

「なになに、なんかあったの？」と声をかけて、椅子の下のむぎに手を差し伸べる。

すると


「は？何のことやら」って顔してるし(；一_一)

おまけに、心配して差し伸べた、私の手を眺めながら

「えっ？僕、抱っことか嫌だしー」と、むしろ逃げ腰。

いやいや、ちょっと待てーーーーい

あの悲痛な？叫び、何だったん？？？(・_・;)


むぎ、構って欲しいのか、それとも、ただ私をからかってるのか。それとも本当に、そっとしといて欲しいのか。

すごーく分かりづらいよっ。

翻弄される私、それを見て楽しんでる、むぎ。っつーだけだったりして。