鼻先を微かな甘い香りがかすめるが、匂いの元がみつからない。
花の匂いが記憶の糸口になり、若い頃に住んだ借家を思い出した。
花の匂いが記憶の糸口になり、若い頃に住んだ借家を思い出した。
玄関脇にあった沈丁花は多くの花を咲かせて香りも強かった。
木が立っていたのはトイレの前だったので目隠しや臭い消しの意味合いがあったのかもしれない。
夏だと思うが、裏手にあった沼地からウシガエルの鳴き声が聞こえたのもなつかしい思い出になる。
木が立っていたのはトイレの前だったので目隠しや臭い消しの意味合いがあったのかもしれない。
夏だと思うが、裏手にあった沼地からウシガエルの鳴き声が聞こえたのもなつかしい思い出になる。
芽吹きの季節はどこを散策しても心浮き立つ。そして、過去の色々なことを思い出させてくれる。