甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

動と静

2011-07-04 | 中学野球

昨日はクラブの練習に行ってきました。
試合は普段みんなが一生懸命練習した成果が観れるので、それはそれで好きですが、
私は練習を観るのが好きです。

何故ならば・・・
練習では一人ひとりの素(個性)が垣間見えるところと、
グラウンドに響くいろんな野球の音の心地良さ、
そして練習後の静粛なグラウンドの雰囲気は特別に好きだからです。

昨日は時折雨も降る中、そのユニホームは最初から土色だった?というくらい
黒い汗を流し泥だらのみんなの姿がありました。
ユニホームの泥は今日一日一生懸命練習した証、またひとつ野球が上手くなった証拠。



練習が終わりグラウンドの整備が始まりました。

毎回当たり前の光景ですが、みんなクタクタの顔から、
今日野球をさせてもらったグラウンドを整備する顔が無の表情になり、
さっきまで賑やかだったグラウンドは静の時となります。

  
  
  
  

そろそろ今日の練習も終わりかな・・・と、ご父兄の姿も増えはじめるころ、
私は少し離れてグラウンド整備する選手たちの姿を観るのが好きで、心静まる時です。

夕方の空気の中、綺麗に整備され静まり返ったグラウンドは本当に気持ちが良いものです。
その綺麗になったグラウンドに今日一日の挨拶をする選手をよくカメラに収めます。

グラウンドからスパイクの足跡が消え静まり返るとき、
みんなが一日がんばって練習したことが吸収されていく感覚があります。

整備も練習のひとつだと思います。
今日一日の自分を見返し無になれる貴重な時間。
トンボ一振り一振りしながら無の時間を大事にしてもらいたいと思います。

そして始まりと終わりの挨拶は、心を込めて。
どんなときも全力・・・です。