隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第398回は、『2021年春の連ドラ 総括』をお送りします。
6月に入り、民放各局の4月から始まった連続TVドラマ(連ドラ)は、『珈琲いかがでしょう』のように全話の放送が終了したり、ラスト近くになり佳境を迎えている作品が多くあります。
その春の“連ドラ” は、20数作品があるかと思います。その中で隊長が観始めたのは、11本です。11本 全ての感想を書き終えていますが、改めて各作品のミツボシ ☆☆☆ 評価と総括を述べたいと思います。
☆☆☆ 作品は;
『コントが始まる』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0cafc81bec0bc129062e5bba96f8d7bc 。春の連ドラの中では、ベストワンの作品です。金子茂樹のオリジナル脚本が秀逸で、若手実力派俳優の演技が光ります。
『リコカツ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b221da31b1342850d047ae331b3f5f3a 。ベストツーの作品。こちらも、泉澤陽子のオリジナル脚本の良さと、中堅とベテランの実力派俳優の演技力を評価しました。
『大豆田とわ子と三人の元夫』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5727c50492d4fa5678fb3a1c1078459a 。ベストスリー。坂元裕二のオリジナル脚本と、キャストの演技が安定しています。
こうして見ると、隊長が ☆☆☆ 評価した作品は、ベテラン脚本家のオリジナル作品であることと、キャスティングが、高評価に繋がったと言えるでしょう。
☆☆半 が;
『珈琲いかがでしょう』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2aa0f134bfbc0dc0d3e5405159c0faa3 星三つを付けても良かったのですが、残虐な暴力シーンが多く、その分、星半分を減点しました。
『ドラゴン桜』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/90a6befdb4149f2a111f24982b7bb1ad
☆☆ は;
『イチケイのカラス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dc16335f397adaf8cb35913a912b418e
『恋はDeepに』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/74fd4e671ad9454b2beefa970040d4a3
『着飾る恋には理由があって』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8446c63faf36dbe9d5cd548ee72c53ec
『ソロ活女子のススメ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b206da671086e53699bc8bf75e6b49ba
『最高のオバハン 中島ハルコ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fab7112d6ebfc73b0a4d7c792e
『ネメシス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/047dc4249bbc00a74290a8654da867db
☆ が;
『レンアイ漫画家』。 フジテレビ系「木曜劇場」で放送。鈴木亮平、吉岡里帆の主演。第一話だけで観るのを止めてしまったので、記事にはしていませんが、残念ながら星一つです。脚本が悪いのか、演出が悪いのか、演技派のキャストをそろえながら、芝居が軽すぎます。吉岡里帆演じるヒロインに対する、鈴木亮平演じる漫画家と、片岡愛之助演じる担当編集者のパワハラ、セクハラ、モラハラのオンパレードで、観たくなくなりました。
総括;
上記十二作品を、系列テレビ局毎で見ると、日本テレビ系が、『コントが始まる』と『ネメシス』の二本。TBS系は、『リコカツ』、『ドラゴン桜』、『着飾る恋には理由があって』。フジテレビ系が、『大豆田とわ子と三人の元夫』 、『イチケイのカラス』、『レンアイ漫画家』。テレビ東京系は、『珈琲いかがでしょう』、『ソロ活女子のススメ』。以外にも、テレビ東京系列が健闘しています。今季は、テレビ朝日系列の連ドラは、全く観ませんでした。
放送時間帯では、午後11時以降が、『珈琲いかがでしょう』、『ソロ活女子のススメ』、『最高のオバハン 中島ハルコ』。この時間帯のドラマが、新境地を開きつつあるようです。
ジャンル別にみると、三大連続ドラマ定番と言われるのが「医師・病院、警察・探偵、法廷・弁護士モノ」です。隊長が観た中で、「医師・病院モノ」はゼロ。「警察・探偵モノ」は、『ネメシス』だけ。「法廷・弁護士モノ」も、『イチケイのカラス』だけでした。定番ドラマが、少なかったのも特徴です。
一方、『リコカツ』、『大豆田とわ子と三人の元夫』、『恋はDeepに』、『着飾る恋には理由があって』、『レンアイ漫画家』、と「ラブコメディー」が多かったです。
また、原作が漫画作品というのは、『イチケイのカラス』 、『珈琲いかがでしょう』、『ドラゴン桜』 、『レンアイ漫画家』、でした。
繰り返しになりますが、ベテラン脚本家のオリジナル作品が隊長の好みのようですね。
それと、今4月期ドラマでは、コロナには殆ど触れられていないのも特徴です。去年でしたら、『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/400e4af8704c2153197875a482585f0e などのように、コロナ禍を真正面から取り上げたドラマがありました。
撮影手法でも、民放ではなくNHKですが、『リモートドラマ Living』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/41a0764bdfb0c1eac9f063d90552642c のように、リハーサルから撮影までパソコン、スマホで行い、出演者とスタッフが直接対面することなく製作されたドラマまで出現しました。
それが、4月期ドラマでは、まるで新型コロナウィルスなど存在していないかのように、ドラマ中に話題にもならず、出演者のマスク姿も見かけません。せいざい、ドラマのオープニング時に、「本ドラマは政府及び関係自治体の感染防止ガイドラインに沿って撮影されています」などのテロップが流れるくらいです。
ドラマは、“現実逃避” でもあるので、視聴者には受け入れられやすいのでしょうかね。
7月から始まる “夏の連ドラ”、どんな作品が登場するか楽しみです。
==「テレビ番組」 バックナンバー ==
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Vol.1~385 省略。
Vol.386 2021/5/2 『朝ドラ「あぐり」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49c3d8489d6f27f5daf15b9e26091e18
Vol.387 2021/5/4 『ドラマ「ネメシス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/047dc4249bbc00a74290a8654da867db
Vol.388 2021/5/8 『にっぽん縦断 こころ旅「2021年春の旅」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/27b8e45fb48477fcd20765c929f79da9
Vol.389 2021/5/10 『ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5727c50492d4fa5678fb3a1c1078459a
Vol.390 2021/5/12 『ドラマ「恋はDeepに」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/74fd4e671ad9454b2beefa970040d4a3
Vol.391 2021/5/14 『ドラマ「リコカツ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b221da31b1342850d047ae331b3f5f3a
Vol.392 2021/5/18 『ドラマ「着飾る恋には理由があって」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8446c63faf36dbe9d5cd548ee72c53ec
Vol.393 2021/5/20 『ドラマ「ソロ活女子のススメ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b206da671086e53699bc8bf75e6b49ba
Vol.394 2021/5/26 『ファミリーヒストーリー「福山雅治」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7bd141d149fed992dd1f854d4388d521
Vol.395 2021/5/28 『ドラマ「コントが始まる」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0cafc81bec0bc129062e5bba96f8d7bc
Vol.396 2021/5/30 『ドラマ「ドラゴン桜」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/90a6befdb4149f2a111f24982b7bb1ad
Vol.397 2021/6/1 『今夜の旅はドラマチック「台湾、君を追いかけて」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/23bed229141d6c750ed8819a965a41af
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