隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.576 『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』

2023年12月04日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第576回は、『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』をお送りします。

 

 


『日経スペシャル ガイアの夜明け 時代を生きろ!闘い続ける人たち』 (通称:ガイアの夜明け) は、「テレビ東京系列」で毎週金曜日の22:00~22:54に、「BSテレ東」では毎週火曜日の22:00~22:55に、放送されている経済ドキュメンタリー番組です。


放送開始が、2002年4月なので、21年以上続いていることになります。経済ドキュメンタリー番組では、異例の長寿番組ですね。


「ガイア」のもともとの意味は、ギリシャ神話に登場する「大地の女神」のことでした。後に、ノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を「GAIA」と呼んだことから、「ガイア=地球」という解釈が定着しています。


「日経スペシャル」の“冠”が付く、テレビ東京系列で放送されている日本経済新聞社がスポンサーの経済ドキュメンタリー番組は、他に;


『日経スペシャル カンブリア宮殿 ~村上龍の経済トークライブ~』 と、


『日経スペシャル 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~』  が有りますが、それぞれ特色が異なります。


『ガイアの夜明け』では、「案内人」と呼ばれる進行役が画面に登場し、内容を要所要所で説明する形式を取っています。


初代の案内人は俳優の役所広司、2010年1月からは、俳優の江口洋介。2020年1月からは、女優の松下奈緒が三代目の案内人を務めています。

 

尚、松下奈緒さんが出演したドラマは、『まんぷく』 を、紹介しています。


ナレーターも、初代は、故・蟹江敬三。蟹江の死後は、遠藤憲一、高橋克実、寺脇康文、古谷一行、長塚京三、松重豊、益岡徹、などが交代でナレーションを担当しました。2020年1月からは、俳優の眞島秀和(ましま ひでかず)が、正式なナレーターとなっています。


経済番組では、進行役を経済アナリスト、ナレーションをアナウンサーが務めることが多いのですが、この番組では、云わば “経済の素人” の俳優さんが進行役とナレーションを担当しているのは、ユニークですね。


“素人” にも分かり易い経済番組というコンセプトなんでしょう。


オープニングテーマ曲は、松下奈緒 作曲の「光~ray of light~」。エンディングテーマ曲が、小田和正 作曲「ナカマ」と、音楽も素敵です。


毎週観ている番組ではなく、タイトルを見て、面白そうな内容と思われる時にだけ、観賞しています。

 

今回は、今年の7月~11月に放送された中から、3放送回の感想を述べてみます。 

 

7月21日に放送された第1073回のタイトルは、「島国ニッポン 令和の “開国” へ」でした。

 


この日の放送では、外国からの労働者受け入れでは、諸外国に比べて閉鎖的と言われてきた日本が、人手不足のため、外国人労働者の争奪戦が起きている現状に迫りました。


最初に取り上げたのは、今年4月、リニューアルオープンしたのが創業1955年の「白樺リゾート池の平ホテル」。フロントやレストランで活躍するのは、ネパールやインドネシア、台湾からの外国人人材です。


コロナが5類に移行されて以降、観光地はインバウンド需要で潤っていますが、働いているのも、外国人という状況に、改めて日本の高齢化少子化の根深さを、痛感しました。


そんな中、日本企業と外国人労働者のマッチングする会社の社長がモンゴルを訪れ、リクルート活動する様子を密着取材しました。

 

 

7月28日に放送された第1074回のタイトルは、「新生ハンズとカインズの野望 ~独占密着!買収その後~」。

 


番組では、総合雑貨店として抜群の知名度を誇っていた「東急ハンズ」が、去年3月にホームセンター大手の「カインズ」に買収後の舞台裏に、いち早く密着しました。


今夏に「ハンズ×カインズ」の合体一号店として生まれ変わった「ハンズ新宿店」を舞台に、その裏で繰り広げられていた闘いに独占密着した放送は、見ごたえがありました。


先日新宿店ではありませんが、「ハンズ銀座店」を訪れました。「マロニエゲート銀座1」の5階~9階を占める同店舗、銀座らしいお洒落なインテリアと、品揃えに、「東急ハンズ」が生まれ変わったことを、実感しました。

 

 

11月24日の第1091回のタイトルは、「東京大改造 ~世界一の都市へ~」 。

 

 

放送では、丁度この日に開業した新たなヒルズ「麻布台ヒルズ」の全貌と、オープンまでの舞台裏を独占取材。


プロジェクトを指揮する森ビルの辻慎吾社長は、「東京が世界の都市間競争に勝つ。世界の人が選んでくれる都市になる」と語りました。森ビルは、「赤坂アークヒルズ」、「六本木ヒルズ」、「虎ノ門ヒルズ」、「麻布台ヒルズ」を徒歩圏でつなげて、世界を惹きつける新たな文化・経済圏を創出する計画です。


壮大な計画にも驚きましたが、この日の朝刊に掲載された見開きカラー2ページの開業広告にも、驚かされました。広告では、「麻布台ヒルズ」具体的な紹介ではなく、一種のイメージ広告でした。朝、広告を見た時には、ピンとこなかったのですが、夜のこの番組を観て、森ビルが敷地の緑化に積極的なことが理解できました。

 

(新聞広告)

 

『ガイアの夜明け』次回、第1093回 「次なる巨大市場を開け!~今こそ日本式で海外へ~」は、テレビ東京系列では、12月8日(金)午後10時からの放送予定です。

 

尚、「隊長のブログ」では、『ガイアの夜明け』を、これで18放送回分を取り上げたことになります。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい  。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~560 省略。

Vol.560 2023/8/13  『ドラマ「VIVANT」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5dd16b6fe15da52b12caf5e844369210

Vol.561 2023/8/26  『A-Studio+「2023年3月~7月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5e62ca3fc3f121fd6b7541354b6e6a8d

Vol.562  2023/9/2 『鶴瓶の家族に乾杯「2022年8月~9月放送ピックアップ」』 

Vol.563  2023/9/7  『アナザースカイ「2023年4月~6月放送ピックアップ」』

Vol.564  2023/9/25  『2023年夏の連ドラ総括』

Vol.565  2023/9/29  『中国ドラマ「暴風眼暴風眼-特命捜査官-」』

Vol.566  2023/10/4 『世界ふしぎ発見「2023年7月~8月放送ピックアップ」』

Vol.567  2023/10/26 『朝ドラ「さくら」』

Vol.568  2023/11/3  『こころ旅「2023年秋の旅」快走中』

Vol.569  2023/11/7  『ドラマ「いちばん好きな花」』

Vol.570  2023/11/9  『ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」』

Vol.571  2023/11/13 『ドラマ「たそがれ優作」』

Vol.572  2023/11/18 『ドラマ「こたつがない家」』 

Vol.573  2023/11/20 『朝ドラ「ブギウギ」』

Vol.574  2023/11/25 『鶴瓶の家族に乾杯「2023年2月~7月放送ピックアップ」』

Vol.575  2023/11/29 『徹子の部屋「2023年3月~9月放送ピックアップ」』


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