先日、NHKの特集番組で「腰痛」をテーマにした番組を見ました。
そこで取り上げられていたのは「慢性腰痛」でした。
検査しても原因がわからず、長期にわたって腰痛を病んでいるものです。
この番組によると、多くの場合、脳に問題があるという。
それがDLPFCという脳にある場所の機能低下をきたしているのだそうです。
その対策としては、イメージ戦略と簡単な体操によって60%の人が解決するということでした。
そこで、その「DLPFC」なるものをネットで検索したところ、うつ病にも適用できるという
記事を見つけました。
以下にそのブログの一部を転用させていただきます。
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・認知行動療法(認知療法)というのは、脳の認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知とは、物事の受け取り方や考え方という意味です。私たちはストレスを感じると、悲観的に考えがちになって自らが問題を解決できないこころの状態に追い込んでしまうことがあります。認知療法では、そうした色々な考え方のバランスを取って、ストレスと上手に対応できる正常なこころの状態を作っていこうというものです。
つまり気の持ち方、気持ちの持ち方一つで問題が解決してしまうことがあるのです。でもこれは昔から普通に言われてきたことでもあるのです。こういった考え方が薄れてしまったのは、病気は薬で治すという西洋医学の考えが普及してきたからでもあるのです。最近になって西洋医学一辺倒の考えを見直す機運が出てきたのです。本来、薬は不要という考えもあるのです。
私達の体の中には、病気や怪我に対応する機能が用意されていて、その力(自然治癒)によってほとんどの病や傷跡さえも無くなってしまうとも言われているのです。勿論、その前提として自然治癒ができる健康な体を日頃から作り上げていく必要があると言われています。
では、DLPFCを正常に保つにはどうしたらいいのでしょうか。一つの解決法とは、
「やるべきことを直ぐにやってしまう。つまり先延ばししない」というものです。
「こんな簡単なこと?」とおっしゃる人もいます。でも実際にやるべきことを先延ばししないで直ぐにやれてしまう人は少ないのです。私達は何らかの理由をつけてなんとか先延ばししようと殆どの人が考えているのです。これを人間の性(サガ)と表現する人もいます。
知人の精神科医は「うつのようにメンタル面で問題のある人達の殆どが自らの考えや他の人つまり環境の影響を受けている」と言います。「脳そのものに問題があると考えられる統合失調症等の人達はそんなに多くない」そうです。
「メンタル面の不調はまず自分で治すことが大事」と言っています。それでも問題が解決しない場合、精神科医と相談して何らかの方法、例えば認知行動療法などによって直すことを考え、「向精神薬の利用は最後の手段である」とも言っているのです。
精神科医であっても「薬の使用はかなり難しい」と言っているのです。儲かることだけを考えている医者の場合は薬を多用するかもしれません。その方が儲かるようになっているからです。精神科医が言っているのは「まず自らが自分の病気に向き合い、直そうとする気持ちが大事である」なのです。「自らが直そうと思っていない患者に、いくら高価な薬を与えたとしても、完治することは望めないだろう」とも言ってました。
DLPFCと向き合う認知行動療法(認知療法)はいかがでしょうか。精神科医によってはいくつかの薬を併用して治療を勧めます。この辺は精神科医に任せてもいいのかもしれません。
DLPFCは強いストレス等があると、その機能を失ってしまいます。こころを正常な状態(平穏)に保つことは大事なことなのです。そして笑うことはとても大事なことです。作り笑いでも効果があるのです。脳はやっぱり不思議です。
楽しい目的を持つときも、ドーパミンが出てDLPFCが活性化するそうです。日常生活を楽しく送り、時々は好きな本を読み、余計なことに気を向けず、注意をやるべきことに集中することが大事です。
実はわたくし、このようなことにうっすらと気付いていたのです。
それは、やらなくてはならないと思ったことは先送りをしないですくに実行すること。
そして、楽しいと思うことを見つけてそれを体験すること。そして笑うこと。
作り笑いでもいいのです。
そうすると、気持ちが楽になり、意欲もわいてくるのです。
ちなみに、毎日続けている階段上りのトレーニングは作り笑いをしながらやると楽にできます。
だまされたと思ってやってみてください。
ほんとですよ!