「システム手帳」
過去、
色々な手帳を使ってきましたが、未だ自身にしっくりくるものがありません。結局、
誰かが大勢の人が使えるようにと作ったものである以上、また、個々のニーズの
一つ一つを網羅する内容でオーダーメイドにしない限り、100%フィットするという
ことは不可能なのでしょうね。
もちろん、
自身が使い易いシートをPCで作成することは難しいものではありません。ただ、
自身で作成すると、どうしても使い易いレベルに収めてしまう為、「サラリーマン手帳」
としての管理帳の機能は果たせるのですが、“ビジネスが広がる” 可能性を持った
魅力ある手帳には成り得ません。スケジュール管理や日々の日記・メモレベルの
内容なら既製のリフィルで十分です。しかし、それなら学生や主婦の手帳や日記と
同じレベルで面白くはありません。やはり、新しいアイデアが沸々と湧いてくるような
独自のページも作りたいものです。
私の場合、
「システム」 という言葉にアレルギーを感じるタイプなくせに、システム手帳を使って
いることそのものに問題があるのかもしれません。そこで、過去の 「自作リフィル」 を
見直しました。確かに、オリジナルで年々改良は加えてきたのですが、やはり、自分
にとって使い易い範疇に収まっていました。裏返せば、枠・スペースからハミ出ない
ような無難なビジネスメモに成り下がっていたということです。
ちなみに、
これまでは 「A5 ビジネスサイズ」(写真左) でしたが、「コンパクトサイズ」(写真右)
に変えてみます。“大は小を兼ねる” という選択が、視野を広げるよりも、考えや
記憶を分散させていたように思えてきたのです。来年はフリーとしての行動範囲も
広げるつもりですので、無駄なく動ける体制を作らなければなりません。そして、
身の回りから無駄をなくす意識も高めなければなりません。
その上で、
来年は初歩に戻って、まず白紙のリフィルを使用して、本当に自身のこれからの
仕事に必要な項目やカテゴリー分けを素直にやり直してみようかと思っています。
そして、新たなフォームやオリジナルな構成を生み出してみたいとも考えています。
自身が偏った見方や独自の感覚で仕事をするタイプだということを、ここ数年、
すっかり忘れていたような気がします。表向きは 「システム手帳」 ですが、実は
中身は 「オリジナルな業界ネタ帳」 というあたりを目指したいものですね ・・・ 。
■ 造形憧憬 ■
「オリジナル」 という言葉には
“独創的” や “特有の” という意味がある
ただし、「= ONLY ONE」 だと考え過ぎると
“独創的” や “特有の” でなくなったりする
まず、自身の存在そのものが 「オリジナル」
なのだと定義してみてはどうだろう ・・・ 。
第五大成丸